日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

今日一日

7時起床、まず内科医へ。ここ数日の耳鼻科と歯科の状況など報告する。ああ、歯性上顎洞炎ですね、あとは専門家にお任せします、ということで、歯科宛てに手紙を書いてくれた。薬も一応処方してもらう。
出社し、仕事を片付け、出張に出る…途中で耳鼻科へ。あまり待たずに診察できた。ここでも経過報告と治療、まあ地道に治しましょう、とのこと。鼻の奥まで管を突っ込まれるのが気持ちよくて病み付きになりそうです…。
横浜駅崎陽軒の「おべんとう・冬」を購入、12時50分ののぞみで名古屋へ。車内で弁当を使う。相変わらず美味。週刊文春にはこれと言ったネタ無し…あいや、ひとつだけ。『大雪で騰がる銘柄』という与太記事で、まあ当然、暖房器具の会社とか除雪用具の会社とかが挙がっているのだが、『暖房器具を買おうと思って家電量販店に行って、売り切れて無いので薄型テレビを買うから松下電器やシャープが騰がる』と言っている馬鹿が。本気か。
名古屋で近鉄に乗り換えて、四日市。客先で打ち合わせ。終了後、再びとんぼ返り。近鉄四日市から名古屋、17時47分ののぞみで(500系だった!)新横浜へ。帰宅。

灯油の行商

灯油を売りに来る行商の車。昔は捕まえないと値段を言わなかった。止めてから値段を聞いて、よもやそれで買うのを止める人もいるまい、というわけだろう。
だけれど、ついこの前、「灯油、1450円でっす!」と叫びながら通り過ぎる車が。おそらく、あんまり相場が高くなりすぎたので、車を止めてから「んなアホな!誰が買うか!」と怒り出す人が多くて、いい加減うんざりしたのだろう。

追記:1月22日、購入したら1580円。ビックル飲みまくり!

大地真央は偉い

新聞に時々出ている、近未来通信の大きな広告、ご覧になったことがあるだろうか。IP電話の中継基地局になりませんか、という、あれ。自宅にいるだけで、たいした営業努力もなしに副業になりますよ、という、あれ。
どう見てもあやしい。実際に怪しいかどうかは分からないが、それにしても怪しい。怪しく見える。そして、その内容の怪しさにいや増して怪しさを加味添付お供えしているのが大地真央
大地真央が、和服だか沖縄の礼服だか朝鮮の礼服だか、なんだかわからない格好をして、ぬぼうっと突っ立って、焦点の合わない目でこちらを見て、微笑んでると言ったらいいのか、惚けていると言ったらいいのか、とにかく怖いんである。
詐欺まがいの商売をしている会社が摘発されると、そのCMに出ていたり、広告塔になっていた芸能人が批判されるのはデフォルトである。あなたが出ていたから信じたんですよ、あなたが薦めているから買ったんですよ…。あなたは会社の内情を知っていたんじゃないのですか。なんでそんな仕事を受けたんですか。
しかし、大地真央は責められない。たとえ、この会社が後々摘発されるようなことあっても、大地真央は責めてはいけない。むしろ賞賛されるべきだ。大地真央は、その焦点の定まらない目で虚空をぼんやりと見つつ、力なく茫洋と立つ姿で、まるで狂女か狐憑きかと見紛う装いで、無言の行で、言っているのである。あの目が言っているのだ。信じるな、信じちゃいけない、と。