日毎に敵と懶惰に戦う

はてなダイアリーから引っ越しました。酒と食い物と美術と旅と横浜と建築と演芸と…

年が明けても週刊文春

電車に乗りつつ、今日も週刊文春を読んでいた。
『天下御免ワイド「女はそれを我慢できない」』という記事が、この手の総合誌にありがちな特集で。各方面の女性に話題の有名人を斬るルサンチマンな文章を書かせて溜飲を下げさせ、その文章の論理の至らなさにさらに読者が溜飲を下げる、という、その二重構造の見事さが品性の無さ全開で実に素晴らしい記事であった。かくありたい。
ほいで、辛酸なめ子の『ヨコモレ☆通信』という、まあナンシー関の『信仰の現場』のフォロワー的連載があって

性豪 安田老人回想録

性豪 安田老人回想録

の本の出版記念トークショー潜入記。安田老人88歳。それにしていも、都築響一は相変わらず目の付け所が上手いよな…

ある時は「性の求道者」を名乗り、春画やスワッピングなどの性風俗を研究。齢七十を超えてからAV男優としてデビュー

お客さんは熟年男性率が高いです。開演前のBGMに、安田老人が彼女との睦言を録音したテープ、つまりあえぎ声が流れると、気まずさを通り越し、混浴風呂のような妙な雰囲気に…

膝のリハビリに通うも「自分よりも若い七十代の奴がおしめをしている」と憤る彼は、尽きぬ男性フェロモンでおばあさん患者にモテモテだそうです。八十代になっても射精があったとのことで、「最近は五十代でも不能になる人がいますが…」と言う司会者に、「そりゃ怠けだよ」と一言。「女性と二時間やっている間に二回は満足させますよ」「夫に頼まれて人妻と付き合うこともあります」「女性ってのは、手を(股間に)持ってきてもらうのを待っていますから」……ボソボソした声で語られる性の武勇伝の数々に会場の湿度も上昇。最後に「老人」っぽく、男女のつきあいの極意を伝授してくれました。曰く「男は女が待ち合わせに遅れても怒ってはいけない」「男女の間に金を絡ませてはいけない」「性病をうつしてはならない」だそうです。

元気なお年寄りですね…
実際にトークショーに行った方のレポートがあった
http://d.hatena.ne.jp/falcon1125/20061212/p1
http://tekigi.hiho.jp/blog/archives/2006/12/vs_2.html
都築響一が安田老人(安田義章)にインタビューした記事も読めるのですね
http://www.ultracyzo.com/chinshinshi/13/index.html