日毎に敵と懶惰に戦う

はてなダイアリーから引っ越しました。酒と食い物と美術と旅と横浜と建築と演芸と…

菊竹清訓の佐渡グランドホテル

というわけで前日、仕事を終えてホテルに戻り、朝風呂に入って朝飯。佐渡グランドホテルのバイキングの朝食は、パンはありまっせん!と潔い品揃え。海藻の味噌汁、イカの刺身他、野菜と海産物のおかずが多種多様にあって美味しい。真っ赤なソーセージがあって食べなかったのだけれど、それでも肉を喜ぶ人もいるんでしょうかね…

加茂湖畔に建つホテルは、菊竹清訓、1967年の作。菊竹さんと言えばぶっ飛んだというか何というか、よくわからん建築物の数々で知られる人だけれど、このホテルも全長120mの不思議なホテル


ところどころ、菊竹さんらしい味わいがありますね



この突起の部分が、エキスポタワーっぽい、というか…(笑)


増築された部分は、めっさやる気のない建物だけれど

庭の側から眺める建物と、湖の朝焼け


さて、もう一仕事したら、今日は仕事おしまい、そろそろ佐渡を後にしましょうか



どこにも変わった人はいますね



雨は止んだけれど風は依然強く、嵐のようだ。自分の乗ったジェットフォイルは無事に佐渡をあとにしたけれど、今日、この後の便はどうだろうか。新潟の港からバスに乗って、万代バスセンター。ここからバスを乗り換え、入院している祖父の見舞いに

うん、まだ元気だった。ちゃんと自分のことがわかった。よかった。伯父と病院の食堂で昼飯を食べて、汽車で新津へ。

乗り換え時間があったので、新津車両所など眺める。新津は鉄道の街だ




キハE120は初めて見ました、乗りました

新津からは、車両も停車駅も特急のような快速くびき野で長岡へ。越後中里行きに乗り換えて魚沼への車窓を眺めていると、稲刈りの済んだ田んぼ、もう冬のどんよりとした空を思い出させるような天気の中を、列車は通学の高校生を吸い込んだり吐き出したりしながら、彼ら彼女らは、決して余所者のいるボックスシートには入ってこず、車窓の稲刈りを終えた田んぼの向こうには低い山が連なっていて、早い夕暮れがそこまで迫っていて、なんだか、懐かしいような、泣きたいような気持になってくる



越後川口で乗り換えれば十日町に行けるな、小出で乗り換えれば只見線じゃないか、六日町で下りて懐かしい場所を訪ねたい…そんなことをぼんやり考えているうちにどんどん、新幹線のように何もかもが過ぎ去るような速さではないけれどそのぶん浮かび出てくる思い出を処理するにはやっぱり速過ぎる、そんな速度で、腫れぼったい眠気を抱えたまま、越後湯沢に到着。
ぽんしゅ館でちょっと日本酒を試飲、新米など購入、酒自体は駅構内では買わず。西口を出て右側にある酒屋の品ぞろえが良いのですよ。そこで、鶴齢の越淡麗の、特別純米無濾過生原酒を購入。新幹線の人となり、2階建の1階で眠るうちに東京、横浜、桜木町。チャーハンを食べて帰宅したのだった