日曜日。ゆるっと出掛けて、神田の東京カオマンガイで昼飯。御徒町に向かい、アメ横をぶらぶら。そのまま秋葉原まで歩きつつ、ポケモン集めたり。秋葉原の歩行者天国はポケモンやる人が大勢…
神田藪のすぐ向かいにあるこのお店で
美味しい台湾スイーツ、豆花を食べていたら
店の前を馬治さんが通ってびっくり、ご挨拶。わあ、不思議なところで!と言ったら、や、目の前に神田連雀亭があるからそこに出てたんですよ、と言われれば、なるほど、不思議ではないよね(笑)
そのままさらに歩いて(よく歩くことである)三菱一号館美術館まで。『ジュリア・マーガレット・キャメロン展』を見る
ジュリア・マーガレット・キャメロン展|三菱一号館美術館(東京・丸の内)
写真を趣味ではじめた上流階級の奥さんが、芸術家気取りと批評家に酷評されながら自信満々で作品を作り続けて、後世には写真を芸術に高めたと評価されるに至るサクセスストーリーで、意図せざる面白さが展覧会じゅうに溢れていて楽しい
『使用人に聖母マリアのコスプレさせて写真に撮りまくり、周囲で聖母と渾名される(揶揄われていたのでは…)』『キャメロン特有の雑コラ』『ウィーン万博 で「良い趣味」賞受賞』『批評家に頼むからまともな撮影技術雇ってくれと懇願される』とか、キャプションを隅々まで読むと面白すぎる
自信たっぷりの手紙とともに送られてきたキャメロンの写真を何点も購入した博物館の人、その後も「スタジオ使わせろ」「王室のモデル用意しろ」「出版に協 力しろ」無理難題を自信満々の手紙とともに依頼され続けて、批評家からはあいつが付け上がらせた…と言われていたに違いなく、大変でしたで賞進呈。
さて、ここから二重橋前に出て、千代田線で千駄木へ。本日のお店はこちら
『肉と日本酒』は、かの名店、肉山がプロデュースしたお店でありまして。肉山。思いだしますね…赤身のお肉との戯れ
肉山はお肉のコース5000円だったけれど、こちらのお店は、お肉のコースと日本酒飲み放題で6500円、そして20人以上での貸し切り必須という高いハードルにもかかわらず、半年先まで予約はいっぱいであるとか。さすが大人気
貸し切りということで広々大広間のような店内かと思ったらそうではなく、普通の店舗でして、そしてキムチやナムルに続いてお肉が美味そうですよ…
ビールも瓶3種類から選んで飲み放題ですが、あなた、飲み放題の日本酒が、ちょっと飲み放題の水準ではないのである
鈴傳・ふくはら酒店・大阪屋・中久という、日本酒好きならなるほど納得な店舗が、それぞれ15種ぐらいずつの銘柄を厳選して競うように並べているわけですよ。合計60種以上。だから、ラインナップもこういう水準のものがドカドカ並ぶわけでして…
いわゆる、おっさんが名前だけは知ってるよ、的な銘柄ではなく、かといって、最近のプレミア化して価格が高騰している種類の銘柄でもなく、日本酒大好きな人が、ああ、これは!と言うようなですね、本当に、素敵な、ラインナップなのですよ!
まあ、ちょっと、綺麗めに寄り過ぎなきらいはありますけどね…。こんな日本酒を飲みながら、出てくるお肉は間違いのないクオリティでありまして
塩のお肉…ごはんも食べ放題なので、オンザライスでもいただきます…うふふ
塩に続いて、タレのお肉…ふふふふ
どんどん焼きますよ…
カレーも絶品な上に、卵かけごはんも、これまた、至福なのでありまして…
肉!飯!カレー!日本酒!肉!飯!卵!日本酒!みたいな、よくわからない法越境なのでありました。日本酒は少しずつ、15種類くらいは飲んだかな…どれも美味かった…
〆の冷麺もおいしくいただいて
おおいに満足いたしました…。ありがとうございました。これは、また来たいぞ、そのように、思うのでありました