日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

死にましたなあ、東史郎

まあ、死ねば仏だ。ところで、私の彼女が「台湾に遊びに行く」という時と「北京に遊びに行く」という時に、どんなお土産が欲しいかと聞くので「本屋に行って、植民地時代がどうしたとか哈日族うんぬんとか日本鬼子どーたらとか反ファシストとか、そういう香ばしそうなところを選りすぐってきてくれ」とお願いした。んで、台湾に行ったときには「日本統治台湾秘史 霧社事件至抗日全貌」という本を買って来てくれた。北京に行ったときは「南京大屠殺史 東史郎謝罪」という本を買って来てくれた。いずれも小躍りして喜んで、ああ、この人を一生離してはいけない、と心に固く誓ったりなんかしちゃったりして、という。
ところで不思議なのは、東史郎とか中帰連とかの中の人は、いかなる思惑でああいう証言をしているのか、という。いろいろわかった上で、利益になるからしているのか、何かに脅されてやっているのか、本当にやったと信じているのか、信じるように洗脳されているのか、いろいろわかっているけど信念からそう言うべきだと思ってやっているのか。

都会の温泉へ

7時起床。今日から仕事始めの人も多いかもしれないが、私は今日も休み。そんなわけで、遊びに行く。自由が丘で乗り換えて二子玉川。待ち合わせて、瀬田温泉「山河の湯」に向かう。朝日新聞から招待券を貰ったらしい。駅前で待っていると、SLを模したマイクロバスがやってきて、お年寄りといっしょに護送される私たち。招待券ではあるものの、リネン代で500円取られた。
瀬田温泉は、昨今の都市型天然温泉施設の草分けであるらしい。ので、けっこう年季が入っている。露天風呂は水着着用で男女混浴。これがひじょーに広い風呂で、もうもうと湯気を上げている。風呂場が2箇所あって、一箇所からもう一箇所へがものすごく遠い。夏は良かろうけど、冬はとにかく寒い。歩いている間に湯冷めしますですよ。お風呂に入っている人の中には上品そうなマダムもいて、風呂場に入りながら何故か新聞を読んでいる。しかもヘラルドトリビューンですよ、ヘラトリ!。ヘラトリ朝日じゃなくて。さすが二子玉川…。
のんびり浸かってあがり、今度は歩いて駅に戻る。ここから田園都市線に乗って渋谷、表参道で乗り換えて新橋、ゆりかもめに乗ってお台場へ。

いるもんですねぇ、金持ってる人

ゆりかもめを下りて、日航ホテルへ。なんでこんなところへ、と言うと、去年、マイルの期限が切れそうなときに交換したクーポンが、これまた期限切れになりそうだったので。んで、せっかくだからパーッと使っちゃいましょう、とご飯を食べにきたわけである。
3階の銀杏という鉄板焼きの店に向かうと、「ご予約していないと2時半くらいになりますが…」とのこと。うへぇ。鉄板焼きなんかいつも空いているようなもんじゃないのかしら。ショウガナイノデ、しばらく時間をつぶすことにして、アクアシティの屋上にある殺風景な寂しい神社にお参りしたり、トイザらすで買い物をしたり、フジテレビを冷やかしたり。お台場なんて久しぶりですよ。
2時近くになって、ホテルに戻り、ロビー脇の喫茶スペースでバイオリンの演奏…どうも下手糞なので音大の学生かとおもったが、それにしても下手だぞ…を聞きつつ、もう一度行ったら入れた。子供連れがいる。正月だからって、ホテルの鉄板焼きに子供を連れてくるのか。ガキにはすかいらーくでハンバーグでも食わせておけば良いと思うのだが。15000円分めいっぱい、ということで、7350円なりのコースを。オマール海老とサーロイン。ああ、とろけるお肉…。美味い。だけど、友里征耶も言っていたけど、
http://www.9393.co.jp/tomosato/kako_tomosato/2003/03_1027_tomosato.html
まあ、お説ごもっともではあるわな、という思いも改めて強くした。「改めて」なんつっても、鉄板焼きなんかほとんど食ったこと無いんですけどね。