日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

タクシーの運転手の話

小浜まで、と言うと、運転手さん露骨に嬉しそう(言葉の使い方変かな)。そこから、この駅前で2時間待ってて、乗った客が近くのスーパーとかだと地獄、小浜行きは天国、昔は関西電力の人達が良く利用してくれたのだが、今は…などと、色々話し出す。
しかし、どちらにしても、メーターで沢山払ってくれても自分の収入は少ない、と、雄琴で仕事していた頃の楽しい話をしてくれる。雄琴といえばソープランド。景気が良い頃は、雄琴の駅から「お店」に客を送り込んで、キックバックを貰ってウハウハだったなあ、という話。多いと一日に10万〜15万にもなるらしい。だけど、店に還元しないと因縁つけられて怖い事になるから、随分遊んで、何も残らなかった、という話。随分、無防備に話すものだなあ、と思った。
結局、客先には5分遅れで到着。まあよかった。タクシー代は10540円。仕事済んで、「若杉末広亭」という旅館へ。支店の人に教えて貰って、値段も知らずに来たのだが、大浴場もあってわりにちゃんとした旅館。通された部屋は風呂トイレ付き、八畳間できちんとした旅館らしい部屋。大丈夫か。高く無いのか。どっかでキックバックが発生していないか。
晩飯は旅館を出て、ウロウロ探すが、どこもビールの立て看板がスーパードライなので萎える。結局、蕎麦屋。誰も客がいない。蕎麦はイマイチだったけど、ビールはクラシックラガーで、蕎麦味噌はうまくて、あと卵丼が美味しかったので、まあ、良い。