日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

ネタをネタと見抜け(ry」は共通言語か

本当は三浦展ウォッチが力点だったんだけど、話を転がしているうちに筆が滑った、という内部事情は所詮言い訳で、結局お前、それが言いたかった、ということ自体には変わりないじゃん、と言われれば確かなのであり。
amazonの読者レビュー欄ってどうよ」のあたりについて、も少し。「誉めているだけしかないレビューって、それだけで信用ならない」のは、私もそう思う。基本的に信用しません。
そしてまた、褒めているだけだろうがけなしているだけだろうが、レビュー全体をざーっと見ると、変なものは「これはアンチの煽りだな」とか「盲目的なファンだな」とか「粘着が一人いるな」とか感覚的にだいたい判る。判るから、そういう成分を除いていけば、シロート批評でも結構役に立つ。
そうなんだけれども、誰もにわかるんだろうか、という疑問があるわけで。「ネタをネタと見抜け(ry」ってのをネット上の共通言語にしちゃっていいんだろうか。ああ、また微妙な領域に自分が足をつっこみ掛けているのを感じるが、ともかく、amazonのように商売をやっているページで、ネタは自浄努力で排除してくださいってのは、リテラシーに甘えすぎじゃないのかな、とふと思ったわけである。
そりゃあ、「いい悪い」じゃなくて「好き嫌い」で言ったら好きだし面白いし、amazonがそれぐらいのいい加減さを保持し続けてくれてるのも嬉しい。「いい悪い」だって、ワザワザ私が心配してやるようなことじゃないかもしれない。でもなんか、気になってしまったのだ。