日毎に敵と懶惰に戦う

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配管工の持つ意味

大分、乗り遅れた話題ですまないけど

http://www.excite.co.jp/News/odd/00081120075452.html

フランスにおいて「移民に仕事を奪われる」という話の象徴として「ポーランド人の配管工」を槍玉に挙げられたのだが、それをポーランドが逆手にとって観光誘致をしたよ、という話。
ここで考えたい、というのは、「配管工」の西洋における意味合い。
昔から自分の中で理解できないものの代名詞が「アメリカ人にとってのアメリカンジョークの真の面白さ」と「ヨーロッパにおける配管工という職業の持つ意味」であるのだが。
配管工というとき、それは単にブルーカラーに対する差別的な視線なのではなくて、かといって労働者の団結の象徴、とか言うのでもなくて、何かしらの悲哀というか、微妙なニュアンスが感じられる。宇宙戦争における、「港湾労働者」という設定も色んな意味で微妙、というか、あー、これは止めとこう。微妙過ぎてよくわからん。
これに似てるのがアメリカにおける「勤務中の警官がドーナツを食べる」とか。これもニュアンスが掴みきれない。んー、書いているうちに益々解らなくなってきたが。
結局、こういうニュアンスの部分が、異文化理解とかいうときに1番理解できない部分なのだろうなあ。