天現寺のバス停で降りて、坂を登ってフランス大使館へ。フランス現代美術週間にあわせて、大使公邸を一般公開して、その中でフランスの現代美術を展示しますよ、という企画を27日まで開催中なのである。大使の公邸を見る機会などなかなかないだろうから、と勇んで来てみた。
http://www.ambafrance-jp.org/article.php3?id_article=904
フランス人二人が警護している（警護している、というほど厳重な感じではなかったが…アメリカ大使館だったらこの企画は無理でしょうね）入り口から入って、この建物が大使公邸。
いざ、中へと足を踏み入れる。いきなり、金屏風にソファーセット。飾ってある花は胡蝶蘭と百合。不思議だ…
庭に面した、公邸の大ホールが公開されている。ホームパーティーのようなものが開かれる空間なのだろう。作品というよりも、やはり内装、調度品に目が行ってしまう。
庭には下りられなかったが、大きなガラス窓越しに見える庭園も誠に立派な、手入れの行き届いた庭園であった。ここも、元は大名屋敷だった。
ホールのソファに座ってのんびり。立派なふかふかのソファが気持ち良くて、しばらくぽけーっとしてしまった。その後、建物の前に出てみると、今の大使のベルナール・ド・モンフェラン閣下（id:Montferrand）に進呈された苗が植えてありましたよ。ちなみに、今回の大使公邸の公開も、大使閣下の提案によるところらしい。
まさに眼福、大変結構なものをいろいろと見せていただいた。公開は明日まで。興味のある方は是非。
