日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

日記

6時起床、さて、どこにでかけるべえな、と思っていると電話。じゃあ、ということで、根津の駅で待ち合わせることにする。
中目黒、霞ヶ関で乗り換えて根津駅。しばらく待って、待ち合わせてお出かけ。言問通りを登って、弥生美術館と竹久夢二美術館へ行く。無料でチケットを貰ったでなあ。
弥生美術館では、松本かつぢ展をやっていた。戦前戦後の少女文化に興味のありそうな方はお好きそうな内容。いかにも戦前の少女小説の挿絵なかわいい絵と、不思議なテイストの漫画と、なかなか面白い人である。「江戸っ子だから宵越しの金は持てないと、余ったお金を電信柱のそばに埋めて帰った」とか、わけわからんエピソードがあったり。
竹久夢二のほうは、植物をモチーフにした絵の特集。企業広告のデザインとか、いろんな仕事をしているんですね、竹久夢二

んで、美術館を出て、東大の構内をお散歩。先週と同じようなコースを散歩しているような気がするが…。赤門から出て、坂道を下りて湯島へ。とんかつを食うために『双葉』にはじめて入ってみる。いかにも街場のとんかつや…という風情だが、お値段は立派。とんかつ定食2940円也。低温でじっくり揚げたきつね色のとんかつは大変結構なお味であったが、やっぱりちょっと高いよね。
上野公園に入り、お稲荷さんにおまいり。

上野公園は人が多いことである。しかも、なんだか一昔前な風情の人がいるような気がする。動物園入り口脇のしもた屋など、二昔前の風情。しかし、ちゃんと営業しているのである。噴水の広場に荷物を置いて公園のブランコで遊ぶ修学旅行の中学生、何をしに東京まで来ているのだろうか。
教会のミサ兼炊き出しに集まるホームレスの皆様を横目に見つつ、博物館動物園前駅の跡地を右に曲がり、黒田記念室が開いていたので、黒田清輝の「湖畔」「智・感・情」などを鑑賞。はじめて見たですよ。特に「智・感・情」の裸婦がいいですね。
国際こども図書館に入り、おひさまぽかぽかの3階のサンルームでうだうだ幸せな時を過ごす。ねむーい。あたたかーい。
出て、寛永寺の墓地を…崖下の鶯谷駅を眺めつつぶらぶらして、鶯谷の駅から吉原にしけこむタクシーの列を見つつ、さらに坂を下って入谷の駅へ。地下鉄に乗って…疲れて寝ているうちに六本木。ベトナムコーヒーの店でお茶をして、ツタヤで旅行ガイドなど読み、六本木の駅でお別れする。
その後、恵比寿で下りて代官山スポーツプラザへ。はじめてのプールで2.7kmほど泳ぐ。25mのプールだけれど、代官山アドレスの地下という素敵な立地で400円、さほど混んでおらず、なかなか快適なプールでありました。渋谷区はお金持ちですね。

帰宅し、飯。発泡酒に焼酎。