日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

何事もなし日記

4時半起床。5時前に出かけて、横浜のYCATからバスで羽田空港へ。エアポートラウンジで朝ごはんにありつく。クロワッサンお1人様2つまで。6時30分の便で伊丹に飛び、モノレールで出勤。昼を挟んで、打ち合わせ。うへえ、大変だ、しかし、まあ、とにかく来年も仕事はあるね、的な。
わりと早めに済んだので、淀屋橋へ。心のお店『遊亀・淀屋橋』へ。滋賀の蔵元が経営する素敵居酒屋。メニューが、季節ごとに結構変わっていて、しかもどれも食欲をそそり美味そうで。来るたびに、ああ!大勢で来ればいろいろ食べられるのに!と悔やむことしきり。
今日はまずビール、突き出しの竹の子も美味しいが、カツオと辛丁子麩も美味い。日本酒に『松の司』の純米吟醸480円はなみなみと注がれて、これまた結構で。それから小鮎の甘露煮、甘露煮の甘さと鮎のほろ苦さが渾然一体となって、ああ、幸せな味。そしていつも通り、ふなずしのお茶漬け。ああああ、乳酸菌!乳酸菌!醗酵!醗酵!という感じで、恍惚となってかきこむ。素敵…。
いつもシメをふなずしのお茶漬けにしてしまうのだが、鮎ぞうすいも美味そうだし、粕汁もそそられるし、とにかく次回は大勢で来よう、と思うのであった。
心斎橋まで出て、キリンプラザ大阪で『遠藤秀平 藤本壮介 「ニュージオメトリの建築」展』、スリッパに履き替えてフワフワした発砲スチロールの床を歩きながら、風に揺られる壁なのか天井なのかはたまた床なのかという空間を彷徨ったり、不思議な曲線から作られた家を体感したり、とってもコンセプチュアルな展示であった。

お土産に551蓬莱のぶたまん、それからあんまんを購入し、難波から南海電車の急行40分で関西空港。21時05分の便で羽田へ。行きと同じくYCATまでバスで出て、帰宅した。