6時起床。それなりに寝ているのだが、なんだか、寝ても疲れが取れぬ。7時過ぎに出かけて、東横線から埼京線、京浜東北線と乗り継いで、北浦和。客先でお仕事。昼を挟んで、夕方近くまで。
その後、少し時間が空いてしまったので、仕事ができる場所を求めて…埼玉県立近代美術館へ行く。『美術館は白亜紀の夢を見る』という、不思議な題名の企画展をやっていて、6つのテーマをもとに、概ね埼玉県内から集めました、というような考古資料、民芸品、生活用具などが雑然と並べられ、その間に屋代敏博の作品があったり。五十嵐大介の漫画と、美術品民芸品が渾然一体と展示されていたり。
おそらくは、決して豊富とはいえないだろう費用の中ではあるけれど、しかし知恵と工夫で面白い展覧会を作るのだという意気は良し。少しから廻りの感無きにしも非ず、ではあるけれど、そして大きく目を惹く作品は無いが、構成と文脈で魅せようとする意欲が伝わってくる、一風変わった展覧会であった。600部限定の図録も造りが凄く凝っていて、私は買わなかったけれど、面白そうだった。
http://www.momas.jp/3.htm
売店で（ここの売店の品揃えは非常に工夫されていて、全体レベルが高い）、過去のジェームズ・タレル展の図録を購入して喜ぶ。
その後、再び客先に戻って、10時過ぎまで仕事。電車を乗り継いで、駅前でラーメンを食べて帰宅。手紙が来ていたので、拝読す。ただ申し訳なし、しかし、会って話したいことはあり。
