1年以上前のことだったかな。web上の某所で見知らぬ人から「リアルでお会いしたことがある」などとコメントされて、はて誰だろうと見当も付かないまま、あるいはもしやと当たりをつけているうちに、高校の同級生で当時はA大学の院生の人と、大学の学部のゼミで一緒で、その時はB大学の院生になっていた人の名前を見つける。その二人が属していたのはA大学とB大学のゼミ生が合同で作った有限会社であり、その有限会社が企画していたのは、自分が随分前に見に行った、とても面白かった記憶のある展覧会だった。
いや、だからなにさ、という話なのだが、明日の仕事のことなどで愚にも付かぬちっぽけな悩みを浮かべているときに、そういうことを見聞すると、なんだか沈むのである。そんなことを思い出しながらまた沈んでいる私だ。さっさと寝よう。
