日毎に敵と懶惰に戦う

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CBコレクション六本木『Moving(ムービング)−ニュー・メディア・アート展』

6時起床。午前中は片付けなど。3時過ぎに出かけて、六本木まで出て、東京タワーを見据えながらてくてく歩く。
飯倉の交差点のところにある『NOAビル』

その特異な外観から宗教団体の建物か?というような印象を与えるが(霊友会も近いし…)、別に宗教は関係なく、白井晟一による普通のオフィスビルなんですね。いや、見た目は全然、普通じゃないけれど。
ほいでもって、ここの1階、暫く前までは輸入家具のショールームか何かがあったらしいのだが、その後借り手が付かなかったのでギャラリーになった…わけではないと思うのだが、ともかく。今年の4月27日から『CBコレクション六本木』というコンテンポラリーアートのギャラリーになったのだった。というわけで、行ってみた。建物の中に入れるだけでも嬉しいじゃないですか。

今回はメディアアート展。展示空間は1階をほぼすべて使っており、それなりの広さ。内部でもレンガの壁がむき出しになっていたり、楕円の建物なので壁が入り組んでいたり、なるほど、オフィスとしてはけして使いやすい空間では無いのだけれど、ギャラリーとして使うには面白い。
ギャラリーの人が、展示作品を設営するに当たっての苦労話をいろいろと聞かせてくれて、作品そのものの話よりも、設営の苦労話ばかりなのであるけれど(いや、私がそっちの方に興味を持ったから、なのだけれど)、大変に面白かった。森美術館を手がけている設営業者が手がけているらしい。作品も、個々のものについては特に触れませんが、全体、新しい見せ方、面白い見せ方の作品が多いので一見の価値はあると思った。

http://www.cb-a.jp/
平日は予約無しでも入れるけど、土日祝日は一部の日を除いて予約が必要なので、よく確認してから行くことをお勧めします。