日毎に敵と懶惰に戦う

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清澄白河のギャラリーへ

2次回までに少し時間が空いて、銘々で行動ということになったので、私は今来た道を歩いて戻り、清澄白河のギャラリーへ。4月5日、アートフェア東京の時に一斉にオープニングを向かえた展示、今日が最終日というところもあり、来られて良かった。
小山登美夫ギャラリーの福永大介と津田久美恵、シュウゴアーツのルナ・イスラム、ゼンシの小川泰、ヒロミヨシイのニック・マウス、ミヤケファインアートのフローリアン・ズースマイヤー、キドプレスのウィスット・ポンミニット、タカ・イシイギャラリーの五木田智央。…まだあったか。一箇所でこれだけ見ることが出来るんだから、うれしい限り。
今回は、福永大介の打ち捨てられた風景が良く…しかし、打ち捨てられたにしては何かが過剰で華やか過ぎて、そこに違和感があるのだが、その違和感は想定したものなのかそうではないのか…。津田久美恵も良い。いずれも作品はほぼ完売。ウィスット・ポンミニットも良く売れていた。しかし、一番素晴らしかったのは五木田智央。無数の小さなドローイングで構成された作品、部分も全体もきちんと狂っている。小さな子供が変な歌を歌いながら、熱心に見ていた。素晴らしい情操教育。