日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

東京都現代美術館、東京都写真美術館、東京国立博物館

おはようございます、今日も朝から雑煮、おせち。箱根駅伝を途中まで見て、お出掛け。渋谷駅で東横線から半蔵門線に乗り換え、空いてる座れた!と思って気がついたら三軒茶屋だった。だいぶんぼけてますなあ。まずは清澄白河、東京都現代美術館へ行き

ゼロ年代のベルリン』を再訪。やっぱり私は、こういう、あか抜けない感じの現代美術が好きなのですよ…。常設展では、オスカール大岩と、淺井裕介がとても良かったなあ。
そのまま、東京国立博物館に行こうと思ったけれど、今日からはじまる特別展が70分待ちとか、140分待ちとか、すごい話が聞こえてくる。これはいけない…。とりあえず秋葉原に出て、昼飯にラーメンと、本の買物。山手線に乗って恵比寿に出て、東京都写真美術館に行く。雅楽の演奏などしておりました。この日は、写真美術館は全館無料なのです、ふとっぱら!、『ストリート・ライフ』は、ジョン・トムソンのロンドンの人々、トーマス・アナンのグラスゴーの街角、ブラッサイの夜のパリ、ザンダーの肖像写真などが堪能できて楽しかった。『見えない世界のみつめ方』はサイエンス方面の趣味者必見の内容。小阪淳先生はアツいし、鴨川肇のオーサグラフは素敵だし、dNAのCorporaは楽しすぎる。再訪しようかなあ。1月8日に対談もあるようだ。『新進作家展 写真の飛躍』はイマイチ、というか…うーん、趣味じゃありませんでした
恵比寿ガーデンプレイスに向かうスカイウォークの途中で、細身、革ジャン、ロン毛、髭、という、絵に描いたような『写真家』が、高そうなカメラで、動く歩道のオシャレくさい写真を撮っているのを横目にみつつ、また山手線、上野へ。トーハクは特別展は他日を期すことにして、年間パスポートを購入して常設展(総合文化展)のほうだけ。お正月ならではの華やかな展示物が並び、短時間ですが堪能。高村光雲の老猿が見られたのは結構でしたし

清の康熙帝の書『龍飛鳳舞』はまことに気宇壮大、胸のつかえが取れるようで、結構でしたなあ。
その後、30日にお会いした方などと上野で新年会、早めに解散したのだけれど、元町・中華街まで行ったあとでまた武蔵小杉に戻ったり、行きつ戻りつ。なんとか綱島に帰宅したのでした