土曜日、昨日沢山泳いだためにやや重い体を引きずって、ビッグサイトの東京国際ブックフェアへ。何年振りかなー。数年前に、抽選で立派な漢和辞典を貰った記憶がありますな。東京美術や青幻舎で安売りになっている本をいろいろ買い込んだり、廣済堂のブースでオタ芸打ち始めたり、なかなか面白かったですが、盛り上がりはイマイチだったみたいね…
天理教と創価学会と幸福の科学が向かい合っていて、さらに隣にサウジアラビア王国のブースがあって、メッカとメディナの模型を展示していたり、モルモン教のブースで『日本の天皇様にもあげた本でぇす』と延々宣伝したり、日本共産党と渡部昇一のブースが並んでいたり、いろいろとカオスでありました。
国書刊行会も20%OFF、復刻『NIPPON』も20%OFFとなっていたが…
そもそも10万円するので、20%引きになったところでなあ…。ビッグサイトを出て、マクドナルドで昼飯して、六本木へ。ワコウでマイク・ケリー(膨大にあるので、ヴィデオをみんな見ようと思ったら大変そう…)、FUJIFILM SQUARE で植田正治を見て、国立新美術館。『具体』展を見る
国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO
正直なところ、これがすごく良い!という作品があるわけではないのだが…。初期のわけわからんエネルギー、中期の平面指向、後期のなんとなく下らない、どこかで見たような方向への収斂、その間に挟まるパフォーマンス、さらに滑稽ですらある、最終盤の万博のパフォーマンス。日本の戦後現代美術を俯瞰する意味で、極めて興味深い展覧会であることは間違いない。
会場を出るといちおう物販…のようなものがあるのだが、2000円で今回の展覧会のカタログが売られているのと、以前に開催された2つの展覧会
国立新美術館『20世紀美術探検』 - 日毎に敵と懶惰に戦う
国立新美術館 安齋重男の“私・写・緑” - 日毎に敵と懶惰に戦う
このカタログが特価500円で売られているのみという、最近の新聞社企画の展覧会の充実しすぎた物販を見なれた目には、潔いというかなんというか…なのだった。特に『20世紀美術探検』については、その膨大すぎるやけっぱちのような展示物と併せて
あのカタログが2000円で売られているあたりに破れかぶれなものを感じる
http://d.hatena.ne.jp/eyck/20070305
とまで言われたカタログなので、お買い得であることは間違いないと思いますです。
美術館を出るころにはもう18時、地下鉄を乗り継いで東新宿へ。夜はこちらで
スーホの世界一周旅⇨モンゴル料理はじめました
40人以上集めると催してくれる、羊一頭をさばく饗宴
@nifty:デイリーポータルZ:飲んで!歌って!羊1頭食べつくす大宴会
この時とは店の場所がちょっと変わってますが…。とにかく、羊を
目の前でガンガンさばいてくれまして、いろいろ食べ尽くし
馬乳酒も大変美味しゅうございまして、モンゴル相撲も行われたりしまして
どんちゃん騒ぎで
うーん
後半の記憶があやしい…
モンゴル料理 おっと屋 羊一頭解体大宴会 歌舞伎町 : エスニック料理と旅 綿貫堂
在華坊(@zaikabou)/2012年07月07日 - Twilog