日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

四万温泉・積善館へ

起床し、野毛山公園周辺を8.72 kmジョギング、5'38"/kmのペース。帰宅してシャワーで汗を流して着替えて、朝飯をしっかり食べて、9時過ぎ出かけて上野へ。たまにはゆっくり出かける旅も良いものです…というわけで、この電車に乗車


週末に吾妻線を走るリゾートやまどりが、この週末は特別に上野始発となり、特急リゾート草津となる。たまたま指定席が取れてこれに乗り込んだんだけれど、もとよりグリーン車並みの余裕のなる車内、2号車だけ馬鹿に座席の間隔が広い

1550mmでグランクラスより広い!と言われても、なんだか落ち着かない手持無沙汰感が…。ともかくにも、電光掲示板にまともに表示できないままに(上野始発はプログラムされていないらしい)電車は動き出し、大宮を過ぎるころには弁当も広げて、電車内をうろうろしていれば


高崎を過ぎて…なんかキター!

草津温泉ゆるきゃら、ゆもみちゃんがご挨拶。草津温泉グッズなどを配っていきました。すまんなー、わたしらは四万温泉に行きますねん…。中之条駅で下車、中之条と言えば小渕敬三先生の出身地なので、銅像でも見に…という案はたちまちのうちに却下されて、しばし喫茶店で休憩し、バスに揺られること40分近くで四万温泉へ。そしてやってまいりました、積善館


積善館は大変古い温泉宿で、元禄から続くというので恐れ入る。
http://www.sekizenkan.co.jp/info/history.html
現在残っている建物も、元禄のころに建てられて後に増築された、という(ほんとかね?)県の重要文化財になっている本館、昭和5年築の『元禄の湯』、昭和11年築で登録有形文化財の山荘…などからなっておりまして、本日のお泊りは『山荘』にしたのでありますが、なにしろ入口入るところから、歴史にあふれておるのですよ。これ本館




あちこち歴史づいていて、素晴らしい


いかにも湯治、という雰囲気風情を残している、元禄の湯がたいへんに素敵。お風呂はぬるめで、ずっと浸かっていたくなる(写真は人のいないタイミングで撮影しております)



不思議なトンネルの…

先にあるエレベータをのぼれば、山荘。こちらも、昭和11年、お金をかけて作ったんだろうなー、ということがわかる、実に風情にあふれた建物であり、部屋の目の前にある貸切風呂はいつも空いていてゆったり入り放題、綺麗な風呂と露天風呂に入りたければ、その後にできた新しい建物が綺麗で立派で、湯治風情、古き良き温泉宿風情、綺麗で広い温泉旅館、すべてを一緒に味わうことができる、すばらしい温泉宿なのですよ…

早めに宿につき、温泉に入ってのんびり茶など飲んで、部屋でくつろげば、ああ、たのし…まさに温泉にきたなあ、と。何もすることなく。夕飯も、量が多くなく、いちいち味付けが上品で、たいそう、良かったのでありました

在華坊(@zaikabou)/2013年01月26日 - Twilog