汕頭の朝は雨。今日から中国は仕事再開。お疲れさまです。道路は通勤の車で渋滞している
せっかく部屋に茶器があるので、昨日買ったお茶をいただきます
今日は午後、汕頭から深圳へ移動するので、それまでは街中をぶらぶらすることにする。昼にはホテルに戻ってチェックアウトするので、荷物の整理だけ概ね済ませて、さて出かけましょう
朝ごはんは阿龙粿条という店へ
昨日、腸粉が美味しいよ、と教えてもらって行ったら、人生で過去最高に美味い腸粉を食べることができた。
とぅるんとした皮がたまらない。具のバランスも素晴らしい。スープもびっくりするクオリティ。
これで、2人で食べて20元ぐらいとは…。広州以上に汕頭は素晴らしき食の都だ。このお店、人気店らしく、非常に店内も清潔だった
すっかり幸せな気分でまたまちあるき。と、カッパ橋のような一角に
日本の一部の皆さんに大人気の『小心地滑』ほか、豊富なラインナップが揃っている店があるではないですか。1つ20元くらい
何に使うのかまったくアテがないまま、一つ購入してしまったのです。また荷物になってしまう。そしてまたぶらぶら。汕頭はこういうフルーツの店がそこらじゅうにあるのも好き…食べてないんだどな
街中をぶらぶら歩き
金田のバイク…アキラかな?
昨日うろうろしたあたりに入りこみ、龍眼市場に入る。今日から平日、朝も比較的早めの時間なので、非常に活気がある。
眺めているだけで楽しい…お邪魔ですみません…
ずらっと店員さんが並んで盛んに肉を切り分け、どんどん売れている。こういう場所から買っていった肉があちこちで料理に供されるわけです。そりゃ、美味いよね
そしてこういう市場の中でも、どこでもお茶を飲んでいるのが汕頭
潮州はこれ以上のことになっているらしい。また潮州も行きたいですね。中国に来ると、行きたい場所ばかりどんどん増えて困る
蒸して食べる点心とか、魚団子とか。生ものは買えないからなー。点心くらいは買えるだろうか
市場を出て、少し違う地区へも。汕頭の古い街並みとかばかり見ているけど、人口500万の大都市で、ショッピングセンターやデパートも立派なのがあるよ。
日本料理も、まぁ見る。で、マンションが建設ラッシュ。大規模高層マンションが街中にボコボコ立ってる。広東省の中では少し発展が遅れているのが汕頭らしいのだが、高鉄も通り、地下鉄もこれから通れば、また発展するんでしょうね
そんな、ショッピングモール地下の高級スーパーを覗いてみる。日本酒のラインナップがかなりある。潮汕料理に日本酒合うのかな。
純米吟醸、純米大吟醸などが多く、値段は720mlで4000〜1万円くらい。あまり国内では聞かない銘柄もあるが、東一とか幻の瀧とか、そういうのもあるね。そしてこのスーパーでは、日本の業務スーパー緑茶が、こんな値段になっているのだった
そろそろホテルに戻らなければ
あさごはんがあんまり美味かったので、帰り際の早い昼飯にも阿龙粿条に行ってしまった
豚肉腸粉には玉子が、牛肉腸粉にはトマトが、何が合うかよく考えられたバランス。牛肉がとにかくたっぷり入るのも汕頭ならでは。で、これ2つで14元なのだった。汕頭、飯のレベルが高すぎる、そして安い。
ホテルをチャックアウトし、また振りだした雨の中、バスで駅まで
汕頭駅に到着
駅入口でパスポートと切符のチェック(二代身分証があれば自動検札なんですけどね)を受けて、荷物検査を経て待合室に至り
発車20分前に改札が開いて自動改札に切符を通し、階段を下り上りしてホームへ
みんな荷物が多くて人が多くて、とにかく体力勝負ですよな。『交通強国 鉄路先行』鉄オタが考えたみたいな標語で好き
汕頭駅は数か月前まで普通列車だけの駅で、そちらは今、1日に4便しか無いみたい。で、高鉄が乗り入れて運行本数はガッと増えたけど、今はほんとに仮という感じで、本線の潮汕から汕頭までも徐行してる感じ。夏には本格開業してG列車も入り、香港にも直通するのでしょうか
とにかく高鉄に乗り込んで、深圳に向かいます
新幹線の中で、広州で買ったライチの残り
高鉄は、スジャータが時間をお知らせしてくれるみたいに、国酒茅台が次の駅をお知らせしてくれる
お疲れでうとうとしている間に、深圳北駅に到着。このSF味よ
とりあえず地下鉄で深圳宝安空港に向かう。明日の朝、5:55発の便を取ってあるので、空港至近の宿を取っていたのだ。空港にしてもやたらとキビシイセキュリティを潜り抜けて、空港直結のホテルにチェックイン
寝るだけだけのためにハイアットは贅沢ですが、ま、9000円とかそんなもんなので…。部屋の窓から見えるのは空港施設など
そして深い理由も無く置かれる、汕頭で買った小心地滑。違和感しかない
部屋で荷物を整理し、さて、深圳の街にちょっと出ましょう。地下鉄でまた戻り、羅湖近くの徳兴茶叶世界へ
小規模(とは言え100軒くらいはある)の茶葉市場ながら、茶葉や茶器のバリエーションのバランス良く、観光客対応も慣れた感がある。こないだ深圳に来た時に入った店がとても安くて良かったので行きたかったんだけれど、店主が店を留守にしている。どうしようかな…と見回ると、別の良い店を発見
留雨軒というブランドで景徳鎮を扱う店。実はこの店、前回深圳に来た時に、妻が再訪しようとしていて見つからなかった店なのだ。同じビルの中で、広い場所に移転していたそうな
このお店の蓋碗の品揃えが素晴らしく、いろいろ見せて貰い、また蓋碗を買ってしまったのでした。このお店はまた行きたいですね
中国最後の夜の晩餐は、深圳罗湖、香格里拉大酒店の「香宮」にて。本店は香港にある店ですね
ちゃんとした焼味が食べられたのと、豆腐の蟹あんかけが美味かったのと、咸魚のチャーハンがとても美味かったのと、満足感高かった
他にもおなかいっぱい食べて2人で600元ちょっと。サービスもしっかりしてるし、老舗ホテルの良いお店ですね。スープは例湯(本日のスープ)で豚と青菜、中に肉の入った米団子、ホタテあんかけの野菜なども。
あと、デザートの楊枝甘露が、これまでで食べた中でも屈指の逸品
昼だとオーダーバイキングもあったりするみたいなので、それも狙い目かもしれません。
名残惜しく、罗湖あたりをぶらぶら
このあたりの繁華街、音楽を流して集団で社交ダンスをしたり、ダンスをしたりする一団がいくつもみられて
なんかブームなんですかね?深圳地鉄でもみんなで踊ってる啓発ムービーが流れていたし。深圳名物のビル群のライトアップショーはちょと見に行く暇がなさそうなので、このあたりでホテルに戻りましょう。今日もお疲れさまでした。明日は3時半には起きなきゃ…
在華坊(@zaikabou)/2019年05月05日 - Twilog