日曜日のあさごはん、昨日、伊勢丹の英国展で買ったスコーンをいただきます
スコーンはBIDDY’S TEA ROOM、ランゲージファームのクロテッドクリーム、旅するコンフィチュールのコンフィチュール、紅茶はtasteaのダージリンオータムナルと、ビンテージアッサム。器はオールド大倉、ランチョンマットは汕頭刺繍で。
このクロテッドクリームすごく美味しいし、旅するコンフィチュールもスコーンに合うし、そして紅茶も美味い。ティーフェスティバルでサンプル用のパックを安く買ったのだ
掃除洗濯などの家事を片付けつつ、白菜を仕込む
dancyu11月号『おいしい発酵』で、味坊の梁宝璋さんが酸菜の漬け方を教えてくれている。まるごとではなく、あらかじめ刻む、簡易的な方法
昨日、上野で、立派な埼玉の白菜が買えたので、作ろうと思ったのだ
袋に詰めて、あとはしばらく待つだけ。出来上がりが楽しみ。
昼頃出掛けて、おひるごはんへ。うなぎはなるべく食べない…と言っている自分ですが、家族の行事的に誘われたから…というのを言い訳に、一昨年1月の宍道湖天然うなぎ以来のうなぎ。
久しぶりの蒲焼、鰻重。ミシュラン1つ星にもなった、しま村のうなぎ、美味しゅうございました
今後とも、専門店で、可能な限りトレーサビリティが取れているうなぎを、年1回まで食べたいと考えている所存です。
ちょっとお茶してから移動して、池袋へ。デパートを覗いてから、今夜の宴の場所は『本格上海料理 老上海 大滬邨(だうつん)』へ。
お店が主催して上海蟹宴会をやるというので、これは行かずばなるまいと。うなぎと同じ日になってしまったが、気にせずやってきたわけ。
29人がギュッと並ぶ大テーブルには8種の冷菜が並び、中国感満載。茹でタンやクラゲや鶏や海老やら、あれこれ美味い…飲み放題のビールや紹興酒が進む…と思ううち、唐突に酔っ払い蟹が来た!
これは割り当てがひとり半分。ミソがトロッとした大闸蟹に、いきなり蕩然…。おととし食べて以来です、ありがとうございます。
蟹のあとからも来るわ来るわ。海老やツブ貝?と、セロリなどの野菜の炒め物。
こういう、塩味のシンプルな炒め物が旨い店は、信頼ができるのです。しみじみ旨い。で、ドーン!と大きなロブスター!え、上海ガニのつもりが、こんなものもきちゃうの…
旨味の塊りみたいなロブスターと、それを吸った年糕(餅)、とろみがたまらん。テンションがどんどん上がりますよ。
そして、ついに来ました、メスの上海蟹の蒸したの!
というか、すごくでっかいよこの大闸蟹!ひとり一パイ!
剥がして割ってホクホクの卵に食いつき、脚をちゅうちゅう吸い、紹興酒を殻に溜めて飲み、みなさん無言の笑顔。はぁぁ…うまい…。というか、でかいよこの大闸蟹…原価的に大丈夫なのこれ…
そろそろ宴会も終盤か、これで一息…つけない。つけないのである。空芯菜の炒め物がニンニクがバチッと極まってて美味いし
なんとここにきて、巨大なムツが!
ピリ辛でプリプリの身とスープが絡まって、あぁ、これにごはんを浸したらぜったい旨いやつ…さすがにこのあたりで終わりと思ったんですが…
すっぽんと鶏のスープなんていう、けしからんものがこのタイミングで来てしまう。わけがわからない。香りからして只者ではなく、口に含むと思わず目を瞑ってしまう味の奥行き…。
そして締めのネギ油和え麺。それだけでも美味いのに、ムツのスープや、すっぽんスープと各自勝手に混ぜ出して、狂喜乱舞、美味い美味いとあちこちで悲鳴が上がる。
デザートのライチを食べながら、呆然としてました。素晴らしかった。上海蟹も、それ以外も。大人数中華の醍醐味でした。大滬邨(だうつん)、ありがとう。飲み放題付きでこれで1万円はやばい。次回以降はもう少し手加減しても誰も文句は言わないはず…
今日の宴会の企画に関わっていたのは、このお店の常連さんで、昔、野毛の竜宮美術旅館でちょっと会って以来Twitterで相互フォローしていた人と知り、なにか、いろんな人の繋がりというのは面白いなあ、と思うのでした。
大滬邨(だうつん)、今後もいろいろ店主催の宴会もしたいらしいので、フォローするよろしい
大沪邨(だうつん)老板 (@dahucun20140415) | Twitter
もちろん、宴会以外でも気軽に来てもらいたいお店です。上海の菜飯とか、地味なものも美味いんだ。
大変幸せな気分で帰宅したのでした