読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

日毎に敵と懶惰に戦う

はてなダイアリーから引っ越しました。酒と食い物と美術と旅と横浜と建築と演芸と…

無理にアクセスアップを狙わない日記の書き方10ポイント

だらだら続く日記ファンの皆さんこんにちは。巷ではブログのPVを伸ばすライフハック記事が相変わらず大人気ですネ
ブログを短期間で月間10万PVにする方法を公開します 僕の18個の戦略 | Last Day. jp
ブロガーなら知っておきたいアクセス数を増加させる100の方法 | AUTHORITY SITE
はてなこわい><
そんなわけで、6年欠かさず書き続けて未だに月のPVがせいぜい2万程度の私が、無理にはアクセス数を伸ばさないテクニックをご紹介したいと思います。


1.ブログタイトルが読めない
『日毎に敵と懶惰に戦う』
……なんと読むのでしょうか、ひごとにてきと???にたたかう。らいだ?
実は『らんだ』と読み『めんどうくさがり、怠けること。また、そのさま。怠惰。』みたいな意味です。もちろん自分でも書けません。読み方すら、先日『“らいだ”じゃないんですか?』と聞かれて『“らんだ”だと思うけど…もしかして“らいだ”かも…』と不安になるぐらい。
文部省唱歌『村の鍛冶屋』の、三番の歌詞が以下のようになっています。

刀はうたねど大鎌小鎌
馬鍬に作鍬(さくぐは) 鋤よ鉈よ
平和の打ち物休まずうちて
日毎に戰ふ 懶惰(らんだ)の敵と
村の鍛冶屋 - Wikipedia

この最後のフレーズ『日毎に戰ふ 懶惰(らんだ)の敵と』をアナグラムして、なんとなく、怠けながらも日々を生きながらえてます、的な意味を込めたわけですね、ブログタイトルに。
この三番は戦時中に国策に不適当として教科書から抹消されたまま復活していません。そもそも『村の鍛冶屋』自体、戦後に文語調が難しいと書き換えられて、現在では教科書からも完全に消えました。
オフ会などでブログの読み方やタイトルを聞かれたときに一から説明しても『……はあ?』的な反応ですし、気を利かせて『何と戦っているんですか?』みたいなことを聞かれても『いや、べつに…』みたいな素っ気無い反応しかできませんので、改めて『……はあ…』ということになるわけです。
ついでにidの『zaikabou(在華坊)』も大学の落語研究会で使っていた高座名なわけですが、これまた意味とゆーか由来を説明しても『ははあ…』程度の反応しか返ってこないわけです。まことに持って本当に。読めない、意味がよくわからない、ブログタイトルとid。覚えてもらってアクセスを増やすには確実にマイナスです。
読めない、とはちょっと毛色が違いますが、『つれづれなるままに…』みたいなタイトルを安易につけると、他の日記と見分けがつかなくて覚えてもらいにくいので、アクセスを増やさずに済みます。


2.記事が無駄に長くだらだらしている
この記事のタイトルだけ読んで『PVを伸ばすハック記事に対するアンチテーゼかな?ネタエントリかな?』とアクセスした人が、いきなり『村の鍛冶屋』の歌詞の長々とした説明をされて、途中で読むのを止める光景が目に浮かぶようです…。
そう、なにしろ日記ですので、書きたい事を書きたいように、思いのままに書く。読む人にテーマがズバッと伝わるとか、読みやすいとか、分かりやすいとか、そういうことを考えてはいけません。記事の途中で書きたいことが出てきたら、読者は無視して自分が書きたいように書く。例えばこんな風に
記憶の曖昧さを確認しつつ、初めての北海道行きの旅を思い出す - 日毎に敵と懶惰に戦う


3.ブログのテーマを絞らない
有名なブログには、大抵、はっきりとしたテーマがあるものです。主に政治経済について語る、ライフハックデジタルガジェット、美容やエステダイエット、旅行記、グルメ、アート…。
私のブログは何しろ、日々起きたことをそのまんま記録するために書いていますので、テーマは絞れません。テーマを絞ったら私の行動が制限されます!そのために、書く記事が雑多になりますネ。
サイドバーに並んでいる『人気エントリー』で上位くらいのエントリーをざっと見ても
『日毎に敵と懶惰に戦う』 の人気エントリー - はてなブックマーク
与太記事、旅行記、DPZ的な記事、政治(ウヨサヨ)系、建築ドボク、地元ネタ、自転車、グルメ、はてなネタ…いっこうにテーマが定まりません。オフなどでお会いする方のクラスタ的には、アート系、ドボク系、旅行系、はてな系、お酒系が主ですが、とにかく一定のテーマで記事が量産されていくわけではないので、RSSに入れておいても特定の人にとって有用な記事になかなかヒットせず、RSSの登録数が少ない。アクセスアップ的には、大変なマイナスとなります。


4.記事のテーマを絞らず、タイトルを工夫しない
ブックマークしてもらったり、ニュースサイトに取り上げてもらうには、一つの記事で一つの明確なテーマ、分かりやすい内容があることが何よりです。しかし、私の記事は日記なわけで、基本的に『朝起きた』ところからはじまって『夜寝た』ところで終わるわけですね!これは読みにくい。書き出しが『何時に起床…』となりがちなのも、興を殺ぐ部分です
例えばこの記事
天理、山の辺の道、そして奈良へ - 日毎に敵と懶惰に戦う
天理教の施設に行った話題、山の辺の道をサイクリングした話題、奈良公園などの話題。それぞれを切り出して軽妙にまとめればブクマもしやすくなり、もっとアクセスが増えそうな気がします…例えばこんなふうに
宗教都市 天理の巨大建築群と、神のニワトリ群! - ココロ社
それを一つにまとめてしまって、タイトルも何がポイントなのかよくわからない。これではアクセスアップは望めません…
例えば、読まれそうな記事をワンテーマでまとめてしまって、一日の日記はその日の別エントリーにしたり
ユニクロのセール、これはひどい… - 日毎に敵と懶惰に戦う
自転車で、宮ヶ瀬ダムと土山峠(下りだけ) - 日毎に敵と懶惰に戦う
一回の旅行で複数の場所に行ったら別エントリーをそれぞれ作り、キャッチーなタイトルをつけたり
八戸から盛岡へ、そして小岩井牧場 - 日毎に敵と懶惰に戦う
岩手県立美術館で建築とミッフィーに萌え萌え! - 日毎に敵と懶惰に戦う
文化系女子にも大人気!鉛温泉でレトロすぎる湯治体験 - 日毎に敵と懶惰に戦う

工夫するとアクセス数がアップすることは理解してはいるようですが、その後もあまり反省せずに、だらだらと一日分の記事にしたりしていますので
箱根を越えて沼津まで - 日毎に敵と懶惰に戦う
あまり学習意欲が無いようです。でもね、これから旅行に行く予定の人がじっくり読む分には、旅程の参考にもなるし役に立つとは思うんだよね…


5.とりあえず毎日書く。過去日付でも書く
日記ですので、とくに何も無かった日も記録のために更新します。たとえばこんな

起床、出勤、午後から出掛けて茅場町…じゃなかった、有明へ。打ち合わせ。そのまま帰宅。以前、山下公園であったインドなお祭りで購入したレトルトカレーを食べた。ベジタリアン用の。美味しかったです。
月曜日の日記 - 日毎に敵と懶惰に戦う

あとから出張旅費を精算するためにつけているような日記、アイドルの日記でもないものを、誰が読むのでしょうか…。自分が読むんですが…。RSSの配信を受けている人、アンテナに登録している人が、こんなのを平日5日間続けて読まさるようでは。読者が離れるのも当然です。
さらに、日記なので書くべき記事は当日の日付で更新!が当然です!日曜日にあった出来事を記事にする時間が無いまま、平日のつまらない日記が積み重ねられても、改めて日曜日の記事を書くときにはその日付で、更新されます。トップページを見ても更新されたことがわからない。これではアクセスアップは望めません…


6.文字ばかりで読みにくい
ここまでがんばって読んだ方、さぞかしお疲れのことでしょう。写真も一枚も無いし、段落改行も微妙で、さぞかし読みにくいことでしょう。お疲れ様です。文字ばかりの記事は、よっぽど面白い内容で疾走感のある記事でもなければ、しっかり読まれることはありません。あるいは電波系か炎上系を狙うか。
賛同者と反対者がブクマページで罵り合いをはじめてくれて、どんどんアクセスが集まる素敵な記事もありますが(一部のはてサの人の記事などでありがちな光景ですネ)、なかなか素人には手が出しにくいものです…。普通は文章ばかりでだらっとした記事にはアクセスが集まらないものです。
たとえば、ヨコハマ国際映像祭について書いたこれ
『CREAM ヨコハマ国際映像2009』クオリティ高い - 日毎に敵と懶惰に戦う
一番の原因は内容が面白くないこと…なんですが、それを言っちゃあおしまいです。


7.前置きが長く、途中で息切れする
日記といえば3日坊主がつきもの。なんだかんだで6年続いてきた日記ですので、いまさら3日坊主ということは無いですが、一つの記事の中での息切れは有り勝ちなことです。例えばこの記事
北仲スクール『横浜「ラ系」宣言 ランドスケープデザインの未来を語る』 - 日毎に敵と懶惰に戦う
書き出しで、一生懸命関連情報を集めようとしているため、本題に入るまでに時間が掛かり、途中で読む気が失われます。本題に入ると息切れして失速します。この記事も
恋する水門 水門ツアーに行ってきました - 日毎に敵と懶惰に戦う
前置きが長く、本題に入って写真が沢山あってちょっと読みやすくなったぞ!と思う間もあれこそ。文章が減っていくのは、明らかに書くのに飽きてきた証拠。さらに、記事が途中で終わってしまっている…。完成したらブクマしよう、完成したらニュースサイトで紹介しようと思う人がいても忘れられてしまいます…。これではアクセスが集まりません。無駄に長くて尻切れトンボ、いけませんねえ…。
ちなみにこの記事も、そろそろ疲れてきたことをお伝えしておきます。『村の鍛冶屋』について詳しく紹介している場合じゃなかった!


8.誤字脱字が多い、体裁を考えない
勢いで書き始めて途中で疲れて終わりなので、誤字脱字がそのまま残ります。残った誤字脱字を、そのままブクマコメントで引用されたりするととても恥ずかしい!

umeten >コンビニの前とか、階段の途中とかにいる、様式美を感じさせる人達は大抵公安/マスク・サングラス・防止を基本としたファッション/ムービーを回していたり、暗号めいたことを描いたメモ帳をみんな持っている
はてなブックマーク - APEC厳戒態勢の横浜、警察官とデモ隊を眺める - 日毎に敵と懶惰に戦う

zaikabou ↓activecute先生もお人が悪い…もちろん、自動車専用の間違いです…
activecute 『大変良い神社があるのだが、どのように良いかを書くと個人的にいろいろアレなので、書かない。』『伊豆の東と西を分ける山の稜線に有料道路があるんだけれど、これは自転車専用なので通れず。』↑ども。
はてなブックマーク - 沼津から修善寺、亀石峠を越えて熱海へ - 日毎に敵と懶惰に戦う

さらに、写真が横になったまま放置されたり、文章の途中で改行されていたり。読む気がそがれます…


9.何事も中途半端、ブログの全体構造が分かりにくい
『テーマを絞らない』にも繋がることですが。例えば、この日記を自転車旅行記ブログと思って訪れたひとがいた場合。運よく上の『記事一覧』ページに辿り着くと
記事一覧 - 日毎に敵と懶惰に戦う
『自転車』タグがあることがわかりますね!これを辿っていけば、自転車関係の記事が読めるはず!当然そう思うでしょう。ところがね
[自転車]記事一覧 - 日毎に敵と懶惰に戦う
で表示される記事は、自転車関係の記事のごく一部。めんどくさくなって、タグつけて無いことが多いんですよ…。自転車ならまだいいほうで、例えば
[巨大建築]記事一覧 - 日毎に敵と懶惰に戦う
『巨大建築』関係の記事が一つしかない!これなら、タグつけるのやめたほうがナンボかマシです。中途半端なことをしているせいで、ブログ全体の構成を見通すことができず、読む気が失せます。アクセスアップにつながりません…
最近になって、ようやく、行き先別の旅行記を作成しましたが
行き先別旅行記 - 日毎に敵と懶惰に戦う
東京近郊の記事が多すぎてまとめられておらず、非常に片手落ちな感じになっています…。これではいけない


10.結局何が言いたいのかよくわからず、肝心のことが書いていない
ここまで書くとただのネガティブな懺悔になってしまっていますが、続けるぞ。これまで9項目あげてきましたが、並べてみると10個も必要だったのか、そもそも内容が被りまくっていて、何が言いたいかよくわからない…という事態になってまいります。
さらに。無駄に文章量ばかり多いと、肝心要の問題は得てして置き去りにされるものです。一番大切な問題、つまり…
単純に、文章が下手で読みにくい、内容がつまらない、写真が下手だからアクセスが集まらないのでないか
そういう根本に目をつむりつつ、この文章も終わるのでした…