日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

快晴の土曜日徘徊日記

土曜日、いい天気。だけど風が強くて寒い。香川に行った時に旅館でおみやげに貰った讃岐うどんを茹でて朝飯にして、10時過ぎに一旦自転車でお出かけ。スーツなどをちぇるる野毛のクリーニング屋に出して、赤レンガ倉庫でちょっと用足し。ほんとうに良い天気で、景色が何もかもスッキリパッキリ見える。アイススケートリンクは11時のオープンの並ぶ人が大勢いた。
帰宅し、溜め込んだハートランドの空き瓶を持って関内にある酒屋で回収に出して、日本大通りから電車に乗って寝ているうちに六本木へ。木の庄帆布で修理をお願いしていたカバンを受け取り、よい天気なので展望台へ。冬の空気が澄んだ日の展望の良さは格別。どこまでも遠くが見えるようで、心がスッとする。それにしてもつがいにあらざれば人にあらじという風情ですけども。
吉野家で昼飯を済ませて(それにしても、吉野家、食べている間はいいのだけれど、店を出た途端口の中に一瞬広がる生臭さの正体は何か)飯倉方面に歩き、東京タワーへ。すごい混雑!東京タワーってこんなに混んでいるのか、いま。高尾山にしても、伊勢神宮にしても、浅草にしても、寄席にしても(無定見にいろいろ並べてますが)、空いている時期に散々行った身からしてみると、こんなに混雑するようになってから行くの時間の無駄ではないか、という気もするし、一方で波に乗らない行き方がそれほど褒められたものかと言われれば別にそうでもなく。まー、いま空いていてお得な場所って言うと、やっぱりスキー場とかかな…
古いおみやげコーナーで“いやげもの”を楽しく物色し、増上寺方面に下って、御成門から地下鉄。大手町で乗り継いで湯島。湯島天神にちっとおまいりして、本郷台地のヘリをちょっと堪能してから上野広小路の方面へ。まだまだ混雑はこれからのアメ横やら、ギャル服に占領されたABABなどをうろうろ。上野広小路駅から銀座線に乗る。
京橋で降りて、銀座方面へ。ギャラリー小柳で池田亮司は、うん、池田亮司だなあ、という。山野楽器でCDを物色、1階の落語コーナーはどんどん拡充されるな。そしてその裏のあたりに、声明だの軍歌だの沖縄民謡だののコーナーがあって、あそこの充実ぶりが好きです、山野。あきれたぼういずの古い音源を集めたCDなんて出ているのか、最近、こういう隙間モノがどんどん出ますね、嬉しいね。瞽女うたとか。大道楽レコードは面白いもの沢山出していたんだけど、どうなったのかしら、いまでもあるのかしら。お?twitterに発売元のアカウントあるのか
metacompany メタカンパニー (@metacompany) | Twitter
あきれたぼういずのCD出したところは、今後もいろいろ出すのか。楽しみ
新レーベル設立のご挨拶と新譜先行通信販売のご案内 : off note-blog-
あと、気になっているのがコロムビアから出たこれ
日本の歴史的演説 | 商品情報 | 日本コロムビアオフィシャルサイト
自分的には迷うことなく買うジャンルではあるんだけれど、うーん、どうしよう、ちょっと迷い中。
店を出て、普段よりは数倍混んでいるエルメスで曽根裕。イマイチ、ピンとこず。ここのシンドラーエスカレータは乗るたび不安な気持ちになる。次にgggに移動して、ユーフラテス展。佐藤雅彦関連。最終日と言うこともあったけれど、それにしても大勢つめかけていて、えらい混みようでした。佐藤雅彦一派は『かわいい』『ちょっと不思議』『なんとなくわかったような気になる』という、日本人の弱いところを責めてきますからね、大人気ですよね。いや、自分も大好きですが。前に村上隆が、佐藤雅彦大人気についてなんか言ってて面白かったですね。
新橋方面に歩き、博品館ミッフィーと戯れてから新橋駅前。大晦日の打ち上げは焼鳥屋でやろうという話にしていたのでリサーチするも、やはりというかなんというか、大晦日までやっている店はあまり無し。店のジャンルにもよるんだろうけれど。そのリサーチをはあまり関係なく、鳥藤という店で

鳥藤

食べログ 鳥藤

一人、カウンターで焼鳥。瓶ビールが、サッポロと書いてありながらアサヒスーパードライが出てきたのはちょっとアレだったけれど(生はサッポロらしい)、焼き鳥は1本から頼めて、安くて大ぶりで、なかなか美味しゅうございました。特に合がもが美味かったなー。雰囲気も新橋っぽくて良い感じ。ただ、この店も年末は30日までとのことでした。
しばらくふらふらしてから汐留のイタリア街を抜けて、浜松町方面。テクノスケープライブ、ぐだぐだと飲みながら楽しみまして。大変よい感じでございましたありがとうございます!プレゼント交換なんていう、クリスマスらしいことを数年ぶりにしてしまいましたですよ。日の変わる頃、すっかり寒くなった街を抜けて、浜松町から京浜東北線。がたがた震えながら桜木町駅から自宅までの道を走りぬけ、あとはばたんと寝るばかりです…