新橋『モンゴリアン・チャイニーズ・BAO』で羊まみれ
土曜日、昼頃からのんびり出掛けて、笹塚へ。台湾物産館にはじめて行ってみた。
品揃えそのものは、池袋や新大久保あたりに行ったほうが…という感じだったけれど、イートインコーナーがありまして、魯肉飯、水餃子、黒胡麻湯圓など、なかなかでした
その後、東京駅に出てちょっと用事を済ませて、出光美術館へ。『岩佐又兵衛と源氏絵』展を見る。
岩佐又兵衛、出光美術館はこんなに持っていたんだな!という驚き。そして、それまでの源氏絵のお約束を踏襲しない、肉感的でライブ感のある源氏絵に魅入る。
その源氏絵が妖怪大集合みたいになったり、これが工房作になると、昔のお約束を踏襲したり、両方が混ざってよくわからない雰囲気を醸し出していたり、岩佐又兵衛の工房の品質体制はどうなっていたんだと思わなくもない…。
土佐光信の標準となるような源氏絵、俵屋宗達のヘタウマというかなんというか表現しかねる源氏絵、岩佐勝友の安定クオリティな源氏絵、そして菱川師宣ら、浮世絵へ。岩佐又兵衛を媒介に、源氏の流れを見る楽しい展覧会だった。
その後、新橋へ急ぎ、『モンゴリアン・チャイニーズ・BAO』へ。
骨つき羊の塩茹では羊の味わいの塊
白菜と羊の煮物は、乳酸菌発酵した白菜と椎茸と羊のあらゆる旨味が凝縮して、じゃかいもも主張している
羊のスープ餃子は羊の旨味が盛り盛り
ここで入れた、辛いサラダは爽やかさの固まり
汁無し麺も混ぜれば混ぜるほど美味いなあ
手ちぎり麺もしっかり羊でヨーグルトを入れるとまた良い、、
ピータン豆腐も美味かったなぁ、そしてウォッカや紹興酒も良い味でした。馬乳酒も次回は飲もう。次に来る時は、醗酵白菜と羊の鍋を予約して食べて、最後に自家製の蒸し麺を投入するんだ…。
余談ですが、実はこのお店があった場所、以前は、知り合いの人が蕎麦と鶏の店をやっていた場所で
その人はその後、横浜で別の店をやっていて
今はさらに別のお店をやってます。
余談でした。
ものすごい羊臭さと幸せを抱えて、しかし、塩分が体の許容量を超えたみたいでしばらく喫茶店でぐったりして、帰宅したのでした。