日毎に敵と懶惰に戦う

はてなダイアリーから引っ越しました。酒と食い物と美術と旅と横浜と建築と演芸と…

大阪市立東洋陶磁美術館『高麗青磁-ヒスイのきらめき』

水曜日、午前中は大阪市内で仕事。朝もJRは混乱していたようだ。こちらは地下鉄移動だったので、特に影響は無かったが。わりと早めに終わったので、大阪市立東洋陶磁美術館『高麗青磁-ヒスイのきらめき』

f:id:zaikabou:20180915080027j:plain

世界屈指のコレクション総出に、大阪市美、東博、大和文華館、静嘉堂、根津、寧楽などから名品多数、韓国国立中央博物館協力という、「北宋汝窯青磁水仙盆」以来の本館本気の展覧会だった。観ながらだいぶ興奮してしまった。

f:id:zaikabou:20180915080030j:plain

展覧会は高麗青磁の再発見と再現からはじまっており、19世紀末年以降にその美的価値を海外で再評価され、再現作品が多く作られた紹介を実作品多数ではじめて

f:id:zaikabou:20180915080028j:plain

高麗青磁と再現作を並べたり、これはただ事ではないぞ、という構成。そして序章最後の言葉で期待はいや増すのである

f:id:zaikabou:20180915080029j:plain

第1章は高麗における茶文化と、そこに用いられた茶器としての高麗青磁。中国の模倣から、それを凌駕する質のものが作られる様子

f:id:zaikabou:20180915080031j:plain

茶器と酒器の似ているようで細かく異なる姿形などか、器の用途ごとに、日本屈指の名品の実物を鑑賞しながら学べるので、器好き酒好き茶好きとしては興奮しっぱなしである

f:id:zaikabou:20180915080032j:plain

f:id:zaikabou:20180915080033j:plain

その後の展示も、枕、化粧道具、皿、花瓶…などなど、用途別に200以上の高麗青磁がならび、どれもこれも日本中から集めた優品ばかりで美しさに見惚れてしまう。

f:id:zaikabou:20180915080034j:plain

そして改めて、大阪市立東洋陶磁美術館のコレクションの素晴らしさが浮き立つのだった。11月25日までです、お好きな方は是非。

f:id:zaikabou:20180915080035j:plain

蓮の花が花瓶が。しかしこの展覧会、ちょっと残念なのが、とても詳細でわかりやすいキャプション、日本語と英語しか無い。中国語とハングル皆無。この美術館を訪れる人は韓国人中国人の割合が高く、しかも扱っているものはまさに中国朝鮮の文化の結晶なのだから、キャプションの多言語表示は是非ともやってほしい。

以前、ここで見た「北宋汝窯青磁水仙盆」の記録 

韓国の国立中央博物館に行った時の記録 

空港まで向かい、謎ラウンジで休憩後

f:id:zaikabou:20180915080036j:plain

少し遅れ気味のひこーきで帰宅しました

在華坊(@zaikabou)/2018年09月05日 - Twilog