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大阪市立東洋陶磁美術館『IMARI/伊万里 ヨーロッパの宮殿を飾った日本磁器』

早朝に起きてタクシーで向かって仕事、無事に終わって宿に戻るころにはすっかり明るくなっており。この蔵はなんや…

ホテルに戻ったのが7時くらいで、東横インの朝食に長蛇の列が。それを横目に一旦部屋に戻り、シャワーを浴びてしばらく寝て…8時半ごろに起きて朝飯。東横インであるなあ…

中国からの観光客がかなり多く、同じように朝食をとっており、まあその、おいしいごはんも食べて帰っていただきたい。宿を出てぶらっと中之島。いい天気

光のなんとかに備えて、電飾の準備中

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景徳鎮が輸出を中断していた17世紀から18世紀の100年余り、オランダ東インド会社によって輸出された伊万里、190点あまりの展覧会。コバルトの染付から柿右衛門様、金襴手と、豪華絢爛であった。
オランダ東インド会社は景徳鎮が輸出できなくなって、有田に代わりに磁器を注文製作させたわけで、技術も意匠も相当が中国や朝鮮からの移入、パクリであるわけですね。年間1万点とか輸出しつつ、そこから独自に、伊万里は柿右衛門様や金襴手を発展させていくわけです。その過程を沢山の作品で見られる。
18世紀に景徳鎮が輸出を再開し、欧州でもマイセンでの磁器製作が隆盛して、伊万里は競争に敗れて輸出を止めていくわけですが、その過程でのデルフト陶含めたデザインの相互作用を作例を見せながら紹介してくれるので面白かったし、なにより、欧州の宮殿を飾った伊万里が豪華で良かったです。
オランダ東インド会社からの注文製作なので、伊万里なんだけど、ワインのカラフェとか、ビールマグとか、ジンとかウォッカの酒瓶とか、卓上の調味料容器とか、チョコレート(ココア)用のカップ&ソーサーとか、変わった輸出用伊万里が沢山見られるのも楽しかったなあ。
美術館はこれくらいで切り上げて(行きたいところはいくらもあるがな)、新大阪から新幹線に乗り

会社の戻って、夜までお仕事。20時前に上がり、晩飯はスパゲティゆでて自宅で済ませたのでありました
在華坊(@zaikabou)/2014年11月19日 - Twilog