日毎に敵と懶惰に戦う

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横浜ユーラシア文化館『装いの横浜チャイナタウン』と連休の中華街

日曜日。連休中は出掛けていることが多いので、とにかく本日はお洗濯。昼までにはいろいろ済ませて出かけて、伊勢佐木町に降りたら、古本屋に、紀元2600年奉祝美術展の出品作集(アサヒグラビア編)が200円で売っててたまげた。カラーもある大判の作品写真集。

横浜ユーラシア文化館で『装いの横浜チャイナタウン 華僑女性の服飾史』を見る。がほんとに素晴らしいから是非行って欲しい。19世紀末からの服装と旗袍の変遷を、みっちり詰まった実物で見せて、横浜で生きた華僑女性の生き様、生活史、気概まで浮かび上がってくる、すごく奥深い展覧会 。

普段着から婚礼衣装まで、多種多様な旗袍は生地も刺繍もほんとに美しくてじっくり見てしまうし、今回の展覧会のために、聘珍楼に重慶飯店に…数多くの中華街老舗の創業者夫人(その働きは共同経営者と言った方が良い)や親族が多数、実際に着用していた衣服を提供していて、その人物像まで浮かび上がる。

さらに、ヒロヲカさん @shirlywang さんが提供している、旗袍はじめとする服飾品のコレクションがすごい!ヒロヲカさんはほんと何者なの…。その数々の細部の仕立や刺繍や飾りボタンや、1960年の中華街の地図に当時の仕立屋がプロットされていたり、じっくり見ていたらいくらでも滞在できます。すごい。

幸せな気分のまま中華街へ…。いやしかし、大変な混雑。某店で昼飯。下処理の適当さと、各味がまとまらず独立自存する仕上がりに、とりあえず混ぜるか強火で炒めりゃ料理になるやろ精神が感じられ、現地(の美味くない店か料理が得意じゃない家の家庭料理)感が溢れており、こうすりゃこうなるのかという学びがあった。GWに中華街に行くものではない。

特に、ほうれん草が下茹でしないのでエグ味が前面に出ていたのと、花椒が丸のまま叩きもせずにだーんと入っていたのと、豆苗のサラダに入っていた酢漬けの青唐辛子が、豆苗とキクラゲと同じ皿の中でまったく交わらずに存在していたのが印象に残った。店が落ち着いてる時にくればこんな感じでは無いはず。

中華街、タピオカミルクティーのこのGWの増殖ぶり、客の並びっぷりはどっちもよーやるわ感があるけど、最近、これも増えてるよね…。今年の春節にちょっと見て、その後の短期間でぞくぞく増えた感。

港の見える丘公園に登り、なんだか色の褪せ気味なバラの花に囲まれて、大佛次郎記念館で「大和和紀『ヨコハマ物語』×大佛次郎の横濱」を見る。『ヨコハマ物語』は呼んだこと無かったんだけど、これを機に読みたくなったぞ…

で、山を下りてぶらぶら歩いて帰宅し、家で晩御飯。明日はお出かけですからね、早く寝ましょう…

在華坊(@zaikabou)/2019年04月28日 - Twilog