「ソレドコ」というサイトで、お取り寄せについての記事が公開されています。4人のうちの1人で登場し、好きなお取り寄せについて書かせていただいています。
これ、ほかに登場する人たちは、『料理研究家』河瀬璃菜さん、『和牛マニア』小池克臣さん、『たこ焼き神』ヨッピーさん、なんですが、在華坊さんは『グルメ通』なのである。
なんだろうか、グルメ通。グルメは訳せば「食通」なので、グルメ通は、食通についての通、なのだろうか…。
不思議な違和感を覚えつつ、ふと思い出したのだが、そういえば、以前、Fun Pay!で書かせてもらったときも、どういう経緯だったか忘れたけれど「グルメ好きブロガー・在華坊さん」と紹介されていたのである
グルメ好き。どういう意味なのだろう。食通が好きなのだろうか。「グルメ」的な行為を愛好している人、と解釈すると、納得性はなくもないが…。なんというか、いずれにしても編集部の人の苦労が偲ばれる肩書なのだ。
自分は正直「グルメ」と呼べるほど美味しいものを食べているわけでもないので「グルメ」と書かれても困るだけだし、第一、普遍的すぎるし、単に「ブロガー」と書かれても、こういう記事に登場して美味しいものを紹介する必然性が無い。
ただ、Twitterとかブログで、自分が行った美味しい店や美味しいものについて言及すると、読んでくれる人がそれなりにいる…というだけなのである。
これで食と旅に関する単著でもあれば、無理矢理「紀行作家」などと名乗ってしまうのだが、残念ながら単著もないのだ。単著もないのに
そういうなかで、編集部の人が悩んで苦労してつけてくれた肩書が「グルメ好き」であり「グルメ通」だとすると、なんだか申し訳ない気持ちになる。
同時に、ネットでなんか食い物についてそれらしいことを書いている人ということで、「グルメ通」というのは、ニュアンス的にドンピシャなのではないか、とも思うのでした。若干の諧謔も込めつつ。
なお、今回は楽天のメディアだし、いつでもお取り寄せできるものを紹介していますが、最近いちばん感動したのは、比良山荘の鍋だったことを追記しておきます。もう終わっちゃったけどね。
この比良山荘のお取り寄せ鍋も、コロナ禍でお店の営業がままならない中ではじめたもの。自宅でこんなに美味しさが体感できるのか、という感動と、鍋が自宅でもここまで楽しめてしまうのでは、お店に行く付加価値とは…?みたいな不安と、両方感じましたね。
実際、コロナ禍でお取り寄せをはじめた六本木の「豚組しゃぶ庵」が、ウィズコロナ、アフターコロナの世界で、店舗で鍋で商売することの将来性を考察した結果、店舗自体は閉める決断をしたのは記憶に新しいところです。
飲食業全般、しばらく難しい模索が続きそうですが、美味しいものを食べるのが好きな「グルメ通」としては、店に行くにしろ、お取り寄せするにしろ、自炊するにしろ、あらゆる機会を見つけて美味しいものを食べ続けていきたいと思います。