日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

おばちゃんたちは大丈夫なのか…

銀座線で青山一丁目へ。ちぃばすに乗って六本木ヒルズへ。*1今日からペ・ヨンジュンの写真展ということで、状況が面白そうなので視察。美術館の年間パスポート*2はこういうときに便利か。バスの中でいきなり、おばちゃんに道を聞かれるが(バスの中で聞くのはどうかと思う)、生粋の日本人ではない方で、一部で言われている噂に思いをはせて「うーん」という気持ちになる。
会員用の窓口で美術館と展望台のチケットをもらう。入場券売り場はエライ混雑。おばちゃんばっかり。上に上がってもまた、写真展コーナーに入るためにエライ行列。腐るほど人間がいて、実際問題そのある程度はやがて腐って果てるかもしれないし、今現在腐りかけている人もいるかもしれない。ポスターだろうと何だろうと、とにかく、ヨン様に関わりのあるものをすべて写真に納めるおばちゃん。異様な熱気。逃れて展望台へ。

熱気にあてられて下に戻ってくる。美術館の入り口付近で、「本日の整理券配布は終了しました」なる看板を持った若者の前に、なぜかおばちゃんがたむろしている。もしかして明日まで並ぶつもりなのか?初日も徹夜が出たらしいので、並ぶんだろうなあ…
六本木ヒルズから地下鉄の駅までの短い区間で、おばちゃんに駅の場所を3度も尋ねられる。見も知らぬそこら辺の人を捕まえて道を聞こうとする女性心理(年齢に限らず)は男にはいまいち理解できぬが、聞くは一時の恥、聞かぬは一生の損と言うので偉いことではある。人に聞かずに目的地に辿り着こうとして、結局迷ってしまっている男の矜持など、女性には何倍も理解不能なことだろうと思う

*1:この経路に疑問を持った方もいるやもしれないが、単純にちぃばすに乗りたかっただけであり、つまりその、私が乗り物ヲタだというだけの話であって

*2:森美術館の会員組織。年8000円