美術館を出て、川筋をぶらぶらと散歩。本町まで歩く。先日も行った「遊亀」で飯を食おうと思ったが、覗いてみるとカウンターがいっぱいの様で断念する。その後も、あっちふらふらこっちふらふらで探すが、なかなか適当な店が見つからず。
結局、本町駅そばの地下にある「七輪」という居酒屋に入る。大変な賑わいようで、皆、ボトルキープした焼酎の一升瓶で飲んでいる。あまり一人で入れるような雰囲気でもないのだが、まあよかろう、と、とりあえずビール。それからお造りの盛り合わせ630円なり。630円でどれほど出てくるのかと思ったら、かなりな量が出てきて、味も良い。続けて鳥の生レバーとぬた和え。ぬたは蛸がぶつ切りで載っている。鳥のレバーも美味い。酒は〆張鶴の純米酒。小皿の上に安物コップをのせて、注いでくれるのがなんだか嬉しい。最後はお茶漬けで〆。これで3000円はしなかった。大阪は、チェーンじゃなくてもかなり大きくて、安い値段で気の利いたものを出す居酒屋が沢山あるように思う。こういう文化は実に羨ましい。
