乃木坂から千代田線で日比谷。UCカードの銀座サービスセンターでプリペイドカードを購入、交通会館のむらからまちから館で「山葵めかぶ」と「蕎麦のもろみ」を購入、有楽町から有楽町線に乗る。30分以内に乗換えが済んだので、初乗り運賃が取られなくて嬉しい。そのまま大学に行き、元所属サークル主催の会を見させてもらう。「百年の孤独」と「野うさぎの走り」を差入れ。その後、徒歩で新宿伊勢丹まで出て、八海山の酒粕とコンデンスミルクを購入、山手線で渋谷に出る。
半ば習慣化した行動として東横のれん街に入る。お菓子のコーナーを覗きに、つい、いつもふらふら入ってしまうのだが、「銀のぶどう」の前を通るとどうにもやりきれない気分になる。あそこで籠盛りのチーズケーキのようなものを売っているが、宣伝しているおねーちゃんが、薬でもやって万年躁状態なのか、というテンションで叫んでいて馴染めない。無駄に元気な人を見ると自己啓発や宗教の匂いを感じて、どっと疲れる。しかも、「仕事で仕方なくやってる」感ではなくて、本当に使命感に燃えるようにやられるとホントに疲れて、憎悪の気持ちまで持ちかねない。別に銀のぶどうのおねーちゃんに罪は無いので、誠に相済まぬことではあるが。
東横線で帰宅、晩飯は「緑川正宗」を熱燗でやりながら、瓶詰めの珍味や、じゅんさい、塩辛、ざる豆腐、冷蔵庫のあまり物、その他、さながら居酒屋の様相を呈す。酒が飲めない人間がいたら実に可哀想なことだが、幸い一家揃って酒のみなのでこれもまた良し。
