日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

いい加減、都市の模型展へ

んで、
http://www.roppongihills.com/jp/events/i8cj8i000001bz5e.html
やっぱり興味は東京の模型。コレド日本橋は無かったけど、丸の内オアゾはありました。あと、なぜか防衛庁跡地とか、TBSの再開発とか、建設中の建物もいくつか出来あがっていた。
この模型は以前にも別のイベントで見ているんだけど、改めて見るとやっぱり壮観。土地の起伏まで忠実に再現してあって、普段は絶対に見ることのできない視点から眺めることができる。上から見渡してみたり、視線を下げて観察してみたり。あと、小学生な行動だけど、自分の母校や会社も当然探す。あったあった。自宅は横浜なので当然無い。昔、中目黒に住んでいたころの家の場所はビルになっているのだが、それは見つけた。
模型が精密なので、行き慣れた場所を見たときに、そこに自分がいる姿、そこから風景を見た姿がイメージしやすい。そして、そこからちょっと視線を上げると、たちまち東京全体の中のその地点の姿や、周囲との関係を、鳥の目になって眺められる。このような視線の転換は平べったい地図や航空写真では不可能なことだ。模型の、建物と土地の高低が生きてくる。何度も視点を上げたり下げたりしながら観察すると面白いし、そのためにある模型だと思う。
目黒区・世田谷区方面の、ひたすらのっぺりと家が並んでいる光景は一種異様だ。そのほか、改めて感想。寺が結構多い。存外緑が多い。六本木から赤坂方面の高層ビルの増え方が品川や汐留と違ってバラバラと立ち上がっていて、なんか変(陳腐な感想ですみません)。
おじさんの集団が、防衛庁跡地のビルを巡って「なんだこれは」「こんなもんは知らない」と大騒ぎしていたので、とりあえず「まだ建設中のビルです」と教えておいた。「あー、そうか、これは未来の都市か、じゃあしょうがねえや」と納得していた。あと、ホテルニュージャパンの跡地に異常な関心を寄せていた。それはプルデンシャルタワーと言うのですよ。
ミュージアムショップでいろいろ本を眺めてゆっくりして、日比谷線から東横線に乗り換えて帰宅。竹中缶詰の牡蛎の燻製油漬けウマー。