朝6時起床、風呂に入って、7時過ぎに出かける。休日は思えぬ勤勉さ。東横線で中目黒、六本木まで日比谷線で出て、大江戸線で赤羽橋へ。OFFとは無関係に、プリンスホテルのパークタワーの見物である。
芝公園に忽然と現れたタワー。ここって昔は公園だった場所のはずで、最近の感性から言ったら、お為ごかしにしても、なるべく「緑を残して…」的な作りにすると思うがそんな気配は全く無し。ゴルフ場のようにバーンと伐採、スコーンと造成、ドドーンとタワー。オフィスビルかと見紛うばかり。さすが西武、さすが堤義明。中に入ると、33階？までのすごい吹きぬけ。これは萌える。
確かにお金はかけているんだろうなあ、というのは端々から伝わってくるんだけど、所謂最近のホテルらしい流行は追っていない。最近の流行っていうと、要するに「スモールラグジュアリー」なかんじっつうんですか、ああいう感じ。それがなくて、機能的に会議とか宴会で使うには良いんじゃないの、というホテルだ。全体が本質的にオフィスビルっぽい。
大きな窓の外には噴水と東京タワー。この感性も一昔前っぽいというか。若いカップルが泊まりに来たいなあ、と思うようなホテルではないと思う。ま、客室に入ってないから解らんけど。最近の外資ホテルラッシュの戦列に加わるつもりは無いんじゃないかしらん。
それにしても、堤さんは拘置所でもこのホテルにご執心で、「これでは漏電する」とか熱心に始動していたらしいが、トップが漏電の心配までしなくちゃいけないって、どういう組織なんでしょうか。
