当代江北日記（http://d.hatena.ne.jp/Jonah_2/20050424）で知る
従来、小学校・初級中学・高級中学の教科書は、国の定める教育課程の基準に基づいて人民教育出版社（国家教育委員会の直属機関）が全国共通 の教科書を各教科につき１種類だけ作成していた。しかし、生徒の多様な学力や、各地域の多様な需要に対応するため、1980年代後半から教科書を多様化する改革が進められた。
この結果、現在では、多様な機関または個人が執筆・編集した複数の教科書を国が検定し、各地方が選択する制度が採用されている。ただし、人民教育出版社も引続き教科書の編集を行っている。
http://www.jtu-net.or.jp/library/zissen/kk/kk04/kk4001_13.htm
いやあ、これはびっくり。町村外相は「国定」って言ってたけど。
中国や韓国は国定教科書。歴史教科書が一つしかないなんて、こんなばかなことはない
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050424-00000034-kyodo-pol
しかし、この発言に中国政府が反発していないので、（これから反応するつもりなのか、あるいは反応したけどニュースになっていないのかも知れないが）あるいは「実質は国定と呼べるような状態」だったり「特定地域ごとに特定の教科書を採択するように暗黙のうちに決まっている状態」だったり「検定が厳しいので実は中身は一緒」だったりするかもしれず、まあこれは私の妄想で憶測なのでソースも全く無いし、後で調べて見ることにする。
普段から「ソース出せソース」と騒いでいる人は、つっこまれどころを減らすためにももっとソースを探す努力をしたほうがいいな、と。
例えば「韓国は国連の非常任理事国の投票で1票しか得られなかった」をさかんに言い立てる人がいるが、非常任理事国の投票は地区ごとにある程度下打ち合わせをして投票に臨むのが通例で、落選する場合は自国投票分の1票しか得られないことが多い*1。だから、「1票しか得られなかった」ということを盾に韓国が極度に国際的信用が無い国だ、と言い募るのは間違いではないかと。*2
