日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

着る物についてちょっと考えた

今日は、先日、伊勢丹で買った割合気合の入ったものを着ていたのだが、「アキバ系」と言われてしまった。よくよく考えるに、結局、自分の中で選択の範囲が「素材」か「模様、色」しか無く、同じ形のなかの着せ替え状態になっているからなのだろう。形のバリエーション、あるいは重ね着の工夫とかを考えないといけないのでしょうなあ。しかし、どうも、自分としてここから脱出するのはなかなか困難なような気もする。
今日の目黒川沿いの洋服屋の数々も、例えば私の場合、あそこにあった古本屋はその凡その価値を図る審美眼は持ち合わせているが、洋服屋を見る目は全然無い。私が古本屋を見るような視線で、見る人が見れば、その洋服屋の良し悪しも、好みを超えたところで取捨選択できる何物かがあるのだろうか。あるいは、もっと混沌様としたものなのだろうか。
そのあたりのところ(と書きつつ、なにが「そのあたり」なのか判然とせぬが)まで着る物にエネルギーを注ぐ気にはならんのう。まあ、それ以前にもっと改善すべき点がいくらでもあるのだろうが。例えば今の私の状態は、「Deep Loveで満足してないで、せめてプロ倫くらい読みなよー」状態なのだろうか。うわ、自分で例えを書いておきながら、この例えが何を表現しているのかさっぱり解らん。なぜそこでプロ倫