小笠原航路の世界最高速客船、燃料高騰で就航断念
国策として約１１５億円を投じて開発・建造された世界最高速の大型客船「テクノスーパーライナー（ＴＳＬ）」について、国土交通省と東京都は、今年１１月に予定していた小笠原航路（東京〜父島）への就航を断念する方針を固めた。
海運会社が原油の高騰で採算の見通しが立たないとして同船の運航に二の足を踏む中、同省と都は赤字が前提の公費助成は不可能と判断した。“夢の高速船”は実動も見ずに廃船となり、財政投融資資金などで賄われた巨額の建造費が無駄になる可能性が強い。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050725-00000101-yom-soci
エエエエエエェェェ‥‥
原油の高騰で大赤字が見込まれる、というニュースは聞いていたけど、まさか完全に断念するとは。しかも廃船？おいおい。原油が上がった、ということが一番実感できた出来事であった。
これで空港の計画が持ち上がるんだろうか。今は、緊急時には硫黄島の飛行艇が飛んでいるので、飛行艇の着陸地点をもう少し整備して、民間の飛行艇が就航できるようにならないかしら。
（追記）硫黄島じゃなくて岩国でした
Beriev 210
旅客仕様はベリエフ210と呼ばれ、2+2の配列で最大72席(シートピッチ75cm)の配置が可能。東京と小笠原諸島を結ぶ便に使用してはどうかという案があったらしい。旅客仕様を発注する航空会社はまだない模様。
http://home.att.ne.jp/alpha/plechanov/avia/ussr/be200.htm
ああ、小笠原就航という話もあったのか。こっちが推進されたりするのかな。石原都知事は飛行機、飛行艇の就航には否定的らしいが。
まあ、地元の人がどう考えているのか、次第でしょうね。観光客の立場から言えば、行きやすくなって欲しいと思う反面、観光客が押し寄せるようになったら今のような環境が保たれるか、という懸念もある。どうこう言える立場でもないし。
しっかし、もう一度行ってみたいなあ、小笠原。
