日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

横浜トリエンナーレを見てきた(工事現場を)

7時に起きて、家族と一緒に投票所へ。その後、会社に行って、2時半ごろまで仕事した。どーも気が乗らないがなんとかやっつけ。
その後、ちょっと外出したくなったので、東横線で横浜方面に乗る。さてどこに行こうか、と思っていると、車内は全面広告で横浜トリエンナーレである。そこで、会期が始まる前にちょっと見ておこうと思い立つ。思えば万博も開幕前にリニモだけ乗りに行った気がする。みなとみらい線元町・中華街駅へ。デジカメを忘れたので、以下、写真が不鮮明。
山下公園の端にトリエンナーレの最初の作品がすでに飾られていた。マリンタワーと同じ構図に収めようとすると木がかぶる。

横浜トリエンナーレはここが入り口になっていて、山下ふ頭の奥にある本会場である、3号上屋、4号上屋までは、このエントランスを抜けて歩いていくようになっている。入り口は工事中(日曜日も工事をしているということはかなり突貫なのか?)で入れないので、ポンプ場を回り込んで、通常、山下ふ頭に入るルートでエントランスに近づいてみる。

古い鉄塔(何の用途なのだろう)の周辺に、青く塗られたコンテナが沢山置かれており、それらは看板だったり切符売り場だったりコインローッカーだったりするようだが、まだ中身はガランドウで、チケット売り場がそれらしい構えになっているだけだった。

エントランスから会場までは、700mくらいある。ここから左に行くとふ頭の端っこを歩いて会場に向かうことになり、右に行くとバス。会場までの送迎バスがあるらしい。これは無料なのかな?

左に向かうと、プロムナードの作りかけがあった。ここになにか装飾をするのだろう。ここに立っていたら、会場方面から電動カートに乗った警備員…だと思う、ミニスカポリスのなりそこないみたいな格好をしたおねえちゃんがやってきて「本会場まで行かれます?」と聞くのであわてて否定してなんか謝ってしまった。
カラーコーンの親玉みたいなところに、会場の見取り図も貼ってあった。

こちらからは直進せずに、倉庫を回りこんで、山下ふ頭のメインストリートに出てみる。右をみても左を見ても倉庫と重機。まさに危ない刑事の世界。おらわくわくしてきたぞ。

ふ頭の一番奥に、今回の会場である3号上屋、4号上屋がある。

大きなトラックが停まっていて、作業をしている人も散見されて、準備は着々とされているようであった。

これ以上は進めないので、背中を向けてふ頭を後にする。
ワタクシ、前回のトリエンナーレも一度きたが、その時はみなとみらい地区と赤レンガ倉庫を中心に会場が分散されていて、不便な面もあったが、横浜のみなとを回遊しながら見る楽しみがあったと思う。現在の「汽車道」をまわる散歩ルートも、ちょうどあのころに確立したんだっけ。
今回は会場が一箇所に集中していて、山下公園から入れるとは言え隔離された場所なので、回遊性のような面白さは無いように思う。普通の美術展のような趣になるのかな。会場として使える場所が当時より限定されているのだろうから、仕方ないのだろうが…(一説には、2001年のときの会場費が不払いになっているために、今回借りられない場所があるらしいが…しらないしらない)。
まあしかし、BankART他でも同時進行的にいろいろなイベントを開催するのだろうし、日本大通りも随分小奇麗になったし、なかなか楽しみではある。早く開幕しないかなっと。