日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

秋の横浜をぶらぶら

駅を出ると、荒野座の連中が募金活動をしていて、目障りで叶わぬ。擦り寄ってくるのを睨み付けて、汽車道を進む。昨日今日は横浜JAZZプロムナードをやっていて、町のあちこちでジャズの演奏が行われている。桜木町駅の前、ワールドポーターズの前でもやっていて、三々五々人が集まって聴いている感じ。なんだかのんびりした良い雰囲気。
赤レンガ倉庫まで出ると、相変わらず横浜オクトーバーフェストが開催中。さっきまでパラついていた小雨も上がり、表の椅子にも沢山の人が居た。私も、せっかくなのでエルディンガーを一杯だけ。ビールの売り場はあんまり混んでいなかったし、食べ物の売り場も空いていた。ビールグラスにデポジット1000円を取るシステムはそのままだったが、返金時にチケットの半券が必要な運用は辞めたらしい

さらに汽車道を進み、大さん橋を横目に眺めつつ、山下公園へ。中華街よりで、ワールドフェスタ・ヨコハマ2005を開催中。要するに、世界中のいろんなものが食べられるイベントなんである。

まずはイタリアのペペロンチーノパスタ(300円)で腹ごしらえ。ベルギー白ビール(500円)で喉を潤し、ギリシャのスブラキ(500円)を食べる。スブラキはギリシャの串焼き肉料理の総称らしいのだが、ここのはドネルケバブみたいなスタイルで食わせてくれた。それから、ペルーのチョリーソ(300円)を。まあソーセージであるが、スパイシーで美味しい。屋台はペルー人で溢れかえっていて、それも楽しい。それから、スリランカの屋台、ここもスリランカ人が大勢いて良い雰囲気だったのだが、とにかくここでラムステーキ(500円)とアラック(ヤシの蒸留酒、300円)を。ラムのステーキはボリューム満点でやわらかく、大変に美味い。

舞台上では各国のショーなどが行われ、皆さん色々食べながら楽しんでいた。しかしこのような場で思うのは、ここに並んでいるいろんな物は、こういうイベントでなくても東京ならいつでも食べられるんだなあ、ということであり。勿論、このように世界中のいろんなものが一堂に会して、屋台形式でいろいろ食べられるイベントってのは楽しいし、大好きなんだけど、東京のどこかにいけば毎日食べられるのだ。それも、多くのものは本場並みの味で。東京の食事情の恵まれていることよ。値段を問わなければ。
物産の店もいろいろ見てみる。インドの屋台で、ビデオクリップのDVDをいろいろ売っていてい、1000円均一だった。沢山有って選べないが、まあおそらく、大勢で歌って踊っていることには変わりあるまいと、一枚買ってみた。