ドイツ大使館との間の路地を抜けて、フランス大使館前を右折して青木坂を下る。明治通りを渡って北里大の脇を抜け、外苑西通りに出る。自然教育園の手前で右手に上り、恵比寿ガーデンプレイス。写真美術館へ直行。
開館10周年記念特別企画の「写真はものの見方をどのように変えてきたか」シリーズの最後、「混沌」を開催中。すべて写真美術館のコレクションであるとのこと。今回は、1970年代以降の作品で、写真の記録性以外に芸術の一分野としての写真の確立がよくわかる。広くはない展示室に、かなり写真を詰め込んでいるかんじ。聞く所によれば、相当のコレクションを抱えているらしいし、より有効に活用されることに期待。石原都知事に、現代美術館と並んで、税金の無駄遣いのスケープゴートみたいにされてたからねえ、一時期。現代美術館は日本テレビの影響で、なんだか良くわからない方向性になっているけど。写真美術館はどうなるんだろうか。
