日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

経過日記

0時半に家を出て、タクシーで客先まで。タクシーの運転手さんというのは、話好きと無口な人と両極端で、話好きでもいろいろ話しかけてくるタイプと勝手に話をしているタイプとあり。後者…主に年齢の高い人に多いけれど…の話を「ははあ」「そうですね」などと聞いているのは嫌いじゃない。地方に行くほど愚痴多いが。
仕事して、6時ぐらいに目処が付いたが、別の問題でいろいろと時間取られる。終わって電車で帰宅、家に着いたのは8時すぎか。朝飯食い、ネット巡回し、日本映画チャンネルで撮っておいた『≒会田誠 〜無気力大陸〜』を適当に早送りしながら鑑賞していたが記憶が飛ぶので、10時過ぎにちょっと一眠り…
と、起きたら4時半だった。うう、せっかくだからちょっと街に出ようと思っていたのに…

夕暮れ時は寂しい。家で一人で居るとなおさら。平日だとさらに。眠っていた自分、目を覚ましても薄暗い部屋の中、ぼんやりした体が気だるく意識を取り戻していくのに光の量はどんどん減っていく。昼間遠くから風に乗ってやってきていた普請の音が切れ切れになり、人の話し声、台所の音、夕刊を届けるバイク、電車と車の音、風の音。生活の音。それぞれに充実した一日を過ごした人々と違う時間の流れに放りだされた自分。
一時期、過密なテスト日程の中で交代で夜出勤していた頃、夕方目を覚ましたときの倦怠感とはまた別の。一日を終えた家族や人々と顔を合わせ、同じ時間の流れの中に自分の居場所を探すことの切なさのようなもの。明日はまた仕事だ。