日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

何事も無し日曜日

6時起床。そぼふる雨と、大阪行きの疲労に出かける気力もなく、1日、安閑と過ごす。朝飯にはパン、昼飯にはそうめん、夜にはチャーハン。冷蔵庫の残り物と冷凍ご飯で作られたチャーハンは、まるでうる星やつらビューティフルドリーマーであたるの母親が作っていたチャーハンさながらに、中華鍋の上にバベルの塔もかくや、の様相を呈し、人間の生きる逞しさのようなものを感じさせた。それにしても、休日で家に居ると、無駄に食べ物を口にしてしまう。反省。
部屋でごそごそと各種内職に勤しみつつ、流れる音楽は三波春夫先生、世良公則、それから小沢昭一の日本の放浪芸、そしてソウル・フラワー・モノノケ・サミットの新アルバムと流れ続けるのだが、ふと、そういえば、昨日はアップルストアの渋谷でソウル・フラワー・モノノケ・サミットのライブがあったことを思い出す。
なんたることだろう、忘れて見逃してしまった。その間、私は大阪で、プチブルを気取って消費絶対主義的な資本主義の奴隷になって、ホテルに泊まったり焼肉を食ったりしていたのであった。ああ、中川敬先生、おろかなワタクシをお許しください。
ソウル・フラワー・モノノケ・サミット中川敬は、約めて言って「猥雑」とか「アジール」とか「デラシネ」とか「オルタナティブ」とか、すわりの良い言葉を使ってネタ化されかねない、謂わば鳥肌実的なポジションで見られかねない位置なわけだが、なんと言っても阪神大震災における活動、という現実が、そんな視線をすべて振り捨てているわけで、それこそが、まさに正しく活動家である、と思う所以である。