日毎に敵と懶惰に戦う

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予言と預言と おかわり

帰宅途中、週刊文春を読む。高島俊男先生が、またまた予言と預言と豫言について書いている
http://d.hatena.ne.jp/zaikabou/20060616#1150470968
そして、やはり予言と預言と豫言は単なる異体字であって、「預言」に「神の言葉を預かる…」うんぬんの意味を持たせている字書辞書の類はケッタイだと言うわけである。そしてそんな記述を請け負った学者はおっちょこちょいだと言うのである。なのだけれども、

一つは「豫」と「預」と「予」が同字の異体なのであれば、なぜ「銀行預金」のばあいは「預」でなければならぬのか、という疑問。
これは日本語の「あづかる」「あづく(あづける)」の千年以上にわたる長い歴史、および明治になって「預金」という言葉が誕生する経緯がかかわっていて話が長くなるので、次回以降ということにしましょう。

というわけで、またなんだかハグラカサレテしまった。