小人閑居して不善を為す。為なねばならぬ何事も。
そんなわけで、5時に起きた。例によって7時まで家で仕事する。まんずまんず、夜明けとともに田畑に出る老農夫がごとし。8時前に出社。
荷物と印刷物だけまとめてすぐに出ようと思ったのだが、東横線が止まっていると言う。最近、東横線もなかなかよく止まることである。しばらく様子を見てから出立し、東横線も目黒線も南北線も三田線も雨はふって暑くてじめじめしておしくらまんじゅうで扉は閉まらず電車はまともにうごかずフラストレーションが溜まる通勤であった。ひでえもんでございました。
しばらく打ち合わせなどに勤しんだ後、電車で北浦和。大戸屋で飯を食い、客先へ。あまり前向きではない話。いろいろあって8時前まで。
電車を何本も乗り継いで帰宅する。ワールドカップのブラジル戦を控えて、テレビはこの期に及んで大本営発表である。精神論である。そりゃ、この期に及んだら精神論くらいしか言うことはないのだろうけれど。ネット上をいろいろ見渡していると、今回の戦跡を大東亜戦争になぞらえている人の多いことよ。みな考えることは同じか。
きっと選手は頑張っているのだろうし大いに頑張っていただきたいと思うわけだが、「リタイヤしたオヤジが街のバールでビール飲みながらサッカーの話題で盛り上げる土壌」とか「ボールさえあれば焼け跡で草サッカーに興じる文化」とかから始めなけりゃいけない、なんて文化論語られると、そんなにまでして、サッカーなぞやらんでもええやん、と正直思うわけで。
