2007-03-16 一度でも舞台というものを経験した者には 俳優のノート―凄烈な役作りの記録 (文春文庫)作者: 山崎努出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2003/08メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 159回この商品を含むブログ (15件) を見る行き帰りの電車の中で読了。読んだ。慈しむように読んだ。なんということだろう。山崎努ほどの俳優が、いや、山崎努なればこそ、か。ここまで己を曝け出して、ここまで真剣に向き合っている。 一度でも舞台というものに上がった人間ならば、その一つ一つの言葉は、胸に突き刺さるような、そんな気持ちを抱くに違いない。いや、ほんとにねえ、芝居が見たくなるんですよ、この本読んでると。 ほいでもって、解説が香川照之。いやあ、いいもの読んだ。