日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

TVKで

なぎら健壱の東京の江戸を遊ぶ 落語』なる番組を見ていた。なぎら健壱が、上野の鈴本に行って、林家彦いちから寄席と落語について学ぶ、という番組なのだが…
なぎら健壱が案内役という時点で一筋縄で行く筈が無く、楽屋の座る席の話で、なぎらさんがゲストのさん喬を末席に座らせてしまって云々、とか、根多帳の話で、『文楽の“勉強しなおして参ります”はなんて書くんです?』『大仏餅の“序”とか』などとか、根多帳をめくってもめくってもトリが川柳のガーコンなのを見ながら『ガーコン以外も見てみたいですねえ』『ガーコンと大ガーコンは何が違うんですか?』などと、トーシロにはまったくわからんトークを繰り広げていた。
ほいでもって、下座さんに出囃子を実演してもらいながら、なぎら健壱が『私の出囃子もお願いします。老松ですが』『老松www』とかやってた。老松の何たるかを知らん人には、なんで彦いちが悶えていたのか、まったく謎だったことだろう。
しかし、久しぶりに行きたくなったなあ、寄席。最近混んでるのかな…