日毎に敵と懶惰に戦う

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東京都現代美術館

国会議事堂を出て、半蔵門線で清澄白河まで。東京都現代美術館へ。今回の展覧会は、タイの現代美術を紹介する『〜みてみ☆タイ〜』、岡本太郎明日の神話、そして常設展示。
タイの現代美術は無料の展覧会。タイから70組のアーティストが参加。コースの最初のころに展示されていた作品は、割合素朴な感じでふーん、という印象だったけれど、横浜トリエンナーレで出品されていた作家さんの作品はなかなか面白かった。インド映画はタイの人にとっても謎の存在なのだろうか、などと、いい加減な印象も持った。
岡本太郎明日の神話は、広大な展示スペースで展示され、さすがの印象。至近から迫る威圧感。

常設展示のほうも、2006年の購入作品を中心にしていて、大竹伸朗会田誠の活きの良いところを堪能。最近、東京都現代美術館は、常設展示が一番面白いと思う。
昼ご飯、江戸深川資料館のある商店街で、そばを。山形の板そばを出す店なのだが、入ってみると、民家におじゃまするような店。座っただけで、玉子焼き、蕗、にしん、しみこんにゃく、だの、山形の美味そうなものの突き出しが3皿も出てくる。ああ、日本酒が呑みたくなるが…ぐっと我慢。山菜の天ぷらと、板そば、1人前を注文。天ぷらは春の香りがしてとても満足し、そばもなかなか美味かった。なかなか良い店。『権現坂そば 浅野』という店でした。
食い終わって、歩いて、清澄橋近くのギャラリーへ。しばしながめてから、隅田川の土手を歩いて、月島方面へ。月島の酒屋を覗いてから、有楽町線の人となり、有楽町へ出る。