日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

伊勢丹でお買い物

それから、公園を抜けて上野駅の公園口で出て、山手線で神田へ。乗り換えて新宿。東口に下りて、人ごみを掻き分けて紀伊国屋を覗いた後で、伊勢丹のメンズ館へ行く。バーゲン時期ですからね。私など、土台、ここで両手いっぱいの買い物をするような人間でもないのだが、セールの時期になるとまずそれでもそれなりの価格になるし、とにかく人が一杯いるので、普段は怖くて入れないブランドの店にも、ふらふら入って観察することができるのが良い。
…と言ってもやはり、3階とか4階とか5階のブランドは縁が遠く、遠めに眺めるに留めて、親しみやすいのは2階に入っているポールスミス(なんか、店内が異常に混んでいたのだが…)とか、6階にあるお店の数々。そのなかでも、なんというのかな、ストリート系っぽいつうか、店員のあんちゃんの肩捕まえて『1000円やるからQBハウス行け』と思わず言いたくなるようなお店は、まあ、避けまして、キレイメのところを随分と徘徊。買い物をしに来ている人を眺めているだけでも、いろいろと勉強になりますなあ。徘徊、とにかく徘徊。結局、買い物としてはシャツのようなものを2枚買うに留める。おおこれは、と興味惹かれたジャケット?のようなものがあったのだが、サイズが無くて断念。むう。地下一階の靴、かばん、肌着の類も随分と眺めて、ま、肌着の類を少々購入。男性下着のコーナーで、いろんなブリーフを並べて真剣な顔して選んでいる楚々とした美人さんに、ちょっと萌える。
それから、本館の地下へ。大改装工事も終わって、実にキラビヤカに宝石のような食品が並ぶ素敵空間が完成していた。なにもかもが高い。洋菓子も和菓子も惣菜も、オリジナル!オリジナル!と強く訴える店や品物が迫ってくるのだった。こりゃすごいね。しかし、完璧に富裕層しか相手にしてない感じだね。
行列のできている洋菓子屋さんもあり、そこに並んでいる女性、品の良いのと一回りして下品なのとのギリギリ危うい線上にいる感じの奥さんが、手に持っているものをチラリと眺めれば、最低1時間待ちは必至の『クリスピー・クリーム・ドーナツ』ではありませんか。どんだけ行列好きなんだ。
自分は、食材少々、アオキなんとかという洋菓子屋の焼き菓子、それから坂角のゆかりを購入して、伊勢丹を後にするのでありました。伊勢丹にほぼ3時間、随分長居してしまった。
それから、目黒まで山手線で出て、あるお店でしばらく至福のひと時を。詳しくは、ふふふ、よっぱ研のほうで。中目黒で親の呑みにちょこっと混ぜてもらい、付き合いでラーメンまで食べて(ああ、カロリー…)、帰宅した。