日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

陳列館『鉄道のデザイン』


大学の門を入って右側が大学美術館。左側にある陳列館のほうでは、『鉄道のデザイン』という展覧会をしていた。こちらは入場無料。入り口で、硬券のような入場券をくれて、しかも自分で鋏を入れることもできるのが嬉しいサービス。
国鉄のはじめのほうからの、ポスター、乗車券、記念乗車券、弁当の包み紙など多数。最初に愛称がつけられた特急『富士』『櫻』の愛称を公募するポスターと、その結果を発表するポスターがあって面白い。人気投票の結果は、一位が『富士』二位『燕』三位『櫻』…などとなっていて、それ以下にも割合納得できる名前、後に別の特急の愛称に使われたような名前が並んでいた。『敷島』とか『大和』とか、戦艦みたいな名前も多いのですが。あー、書き留めてくれば良かったな。
あと、ディスカバージャパンのポスターが沢山展示されていたり。新幹線開業当時のポスター類や記念乗車券も沢山あって、なにやら胸が熱くなりますな。
2階は、JR東日本の全面ご協力によるJR東日本の宣伝でございます、といった趣。今年の鉄道記念日にさいたまに開業する『鉄道博物館』のプレイベント的な位置づけ?もあるのかしらん。新宿駅南口再開発とか、東京駅の駅舎修復とか、駅の表示板のデザインとか、猫耳新幹線とか。

全体、なかなか楽しく見学。奥にあり芸大アートプラザでは、Suicaペンギンの原画とか限定品サイン入りプリントとか販売していたけれど、私の目の前で完売していた。あ、そうそう、ここの売店、iichikoのフラスコボトルの、芸大限定品を売っていて、ここで買うと、例の特大ポスターをくれるそうな。貼る所がないからもらわないけれど、あの河北秀也デザインの美麗なポスターがほしい方は、ここでフラスコボトル買うとよろし。ピンバッチも売ってるよ。