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JAMSTEC『かいれい』『みらい』一般公開

それから、雨振る中、自転車に乗って赤レンガの近くへ。独立行政法人海洋研究開発機構の『みらい』『かいれい』の一般公開をしていたので、行ってきた
http://www.jamstec.go.jp/j/pr/ship/mirai/index.html
岸壁には、『かいれい』と『みらい』が仲良く並んで停泊している

まずは『かいれい』のほうを見学。

深海調査研究船『かいれい』は、水深11,000mまで潜航可能な無人探査機『かいこう』の支援母船であり、また、深海や海溝域の総合的な調査観測船となっている。ちなみに、10,000m以上潜れる『かいこう』は2003年の事故で失われてしまって、今現在は7,000mまで潜れる『かいこう7000Ⅱ』が活躍中とのこと。10,000m級の探査機を復活させる予定はあるんでしょうか
その無人探査機の操縦室

音響航法装置。沖電気

操舵室

こういう、スイッチにもグッときますよね…

船内の居住スペースも見学できた。これは食堂

無人探査機をつなぐためのケーブルを巻き上げる機械。ケーブルは全長12,000m!
 
これはストリーマーケーブル。船から海底に発した音波の反射波を受信して測定するためのケーブル

『かいれい』は長さ104m、総トン数4,628トンとのことでした。

さて、続いて、隣に停泊している『みらい』へ

この船は、海洋地球研究船ということで、海水温度や潮流、海洋の熱循環、待機と海との二酸化炭素の循環のメカニズム、プランクトンなどの生態系、海底の蓄積物調査、海洋観測ブイの配備が主な役割。耐氷構造で夏の北極海にも出ることが出来て、長さ128m、総トン数8,687トンの、“世界最大の研究船”であるとのこと。で、実はこの船、かの原子力船『むつ』を改造して造られたものなのですね

操舵室は、『かいれい』よりもちょっとスカッとした感じ

でもいろいろ萌え萌え



子供がガチャガチャいじりながら“まだ遊ぶのー”とか言っていたが、おもちゃじゃないんだぞ(笑)
ドップラーレーダー

倉庫?はガランとしていた

後部甲板



巨大な表示板がカッコイイな

船を下りたところに出店が出ていて、友人潜水探査船『しんかい6500』と、深海巡航探査機『うらしま』のフィギュア携帯ストラップを、100円で購入。ありがとうございます。もっと時間に余裕があれば、パネル(所謂、ポスターってのか)も沢山あったし、興味深い内容が多かったから、ゆっくりお話を聞きたかったんだけれど。なにぶん、終了ギリギリで行ってしまったもので。ちょっと残念だった
ところで、ここにあるハンマーヘッドクレーンは萌えますよね…

今年の横浜トリエンナーレの会場は、このふ頭になるんだよね。それと、すぐ側に泊まっていた船

長門と武蔵って、戦艦かいな