日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

宮之浦のかぼちゃ、そして直島をあとにして

さて、朝飯を食べてミュージアムを見物したら、もうそろそろ島から出る時間だ。名残惜しいけれど…

宿をチェックアウトし、10時40分くらいのベネッセハウスの送迎バスに乗って、宮之浦の港へ。この港、3年前に来た時は何も無かったのだけれど、その後、やはり直島スタンダードに合わせて、『海の駅なおしま』が出来ている


設計は妹島和世西沢立衛/SANAA…というわけで、ちょっと不安になるような軽い構造の建物、ガラスで囲われた空間と細い柱からなる空間で、海への見通しがとても良い

今日は5月2日、暦どおりの連休の初日。というわけで、高松や宇野から続々到着するフェリーからは大勢の人たちが降り立ち、特別仕立てで地中美術館に直行するバスなどにどんどんと吸い込まれていた。今日は一日、島中が混むのだろうなあ。わたしたちは、草間さんの赤かぼちゃと戯れたり


…ちなみにこのかぼちゃ、なんかあると損害賠償を請求されるらしいです…

港周辺をぶらぶらして、新しく家プロジェクトなのだろうか?『銭湯プロジェクト』の建築現場を見たり。またしても大竹伸朗ですね

ちなみに、宿で見た『直島通信』によれば、この銭湯以外にも西沢立衛内藤礼による『地上館』とか、五十嵐太郎大プッシュで、最近ブレイク中の石上純也による新しいプロジェクトなどもあるようだ。凄いなあ、直島。来年の瀬戸内国際芸術祭にも、また来ないとな…
さて、そろそろ船の時間。ここから犬島まで、直行便、アートシャトルで移動しましょう

犬島には、岡山の宝伝港から生活の足が出ているのだけれど、それ以外にも、直島から直行便も運行されている。ただし、1日2便で要予約。しかも1人2000円とお高いのだけれどね。船に乗り込み、直島の素敵な光景をながめつつ

高速で通り過ぎる瀬戸内海の島々を眺めて、犬島が近付いてくる