日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

ぶらぶらお散歩日記

土曜日、10時過ぎに出掛けて、湘南新宿ラインで新宿へ。甲州街道を歩いて、スクエニのお店をちょっと覗いてからオペラシティ。東京オペラシティアートギャラリーにて、『いのくまさん』はあまり興味が無かったので、収蔵品展だけ見る。200円で、収蔵品展だけ見られるようになったのですね。松谷武判の『雫』の、まさに雫の垂れなんとする絵が、素敵でした。『幾何学的なかたち』というキーワードで編成した、なかなか不思議な展覧会。
その後、ICCで、オープン・スペース2010。なんかトイストーリーの世界展というのもやっていたけれど(これは有料)、デパートの客寄せか、東京都現代美術館のお金儲けみたいな企画展を、ICCでもやるんですねえ。
ICC ONLINE | アーカイヴ | 2010年 | オープン・スペース 2010
クワクボリョウタの《10番目の感傷(点・線・面)》 という作品、LEDをつけて動く鉄道模型が写しだす影を静かに鑑賞する作品、これがなんともはっとするような美しさで、息をのみました。とても良い。ヤオ・ジョンハンの『散らばった座標』も、明滅する蛍光灯のゆらぎが面白い作品。そして、アーカイブスで伊藤高志の『SPACY』などを見る…あら、ニコニコ動画にあるのねえ…って、もう消えてるか

建物を出て、近所のギャラリーに寄り道しながら新宿へ。混雑する麺通団で昼飯、西口のチケットショップを覗き、東口に抜けて、紀伊国屋で落語CDコーナーを物色。ジュンク堂に寄り、マニアパレル手ぬぐいと…地方出版などをそろえたコーナーの魅力が素晴らしいなあ。『岡山文庫』というシリーズの『岡山の内田百鐘??xという本も購入。
末広亭の様子をうかがって、新宿三丁目から地下鉄に乗って小川町。秋葉原に来てみれば、外国人がさらに増えているような気がして、とにかくカオスカオス。裏通りのあきばおーの2階からメイド喫茶メイドさんがなにやら叫んでおり、あれじゃあ飾り窓だよ…。さらにジャンク品など物色しながら裏道を通り、3331 Arts Chiyoda。のんびりしていて、いいんじゃないでしょうか。今後どういうふうに活用されていくのかなあ。
さらに北に歩けば、うさぎや、隣の旧上野文庫、あら、ラーメン屋だったけど、ワインバーになったのか。不忍池は蓮に覆われて、上野公園をぶらりぶらり。寛永寺の脇から谷中の霊園、日暮里の駅に下りるあたり、スカイツリーもよく見えますね

高架の上に人がたくさん集まって、なにかしらんと思ったら

電車を眺めているだけなのね。ちょうど東北上越新幹線が顔を出すところで、京成線もあるし、電車が沢山眺められるスポットなのですね…。
日暮里の焼肉屋でたらふく食べて、その上のEDWINがガレージセールをやっていたので、ジーンズ1本買いました。京浜東北線に揺られて帰宅いたします。